推しは守り助けるもの 伍【鬼滅の刃】

弐佰拾漆の型 ページ17

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そして次の日。


一日遅れちゃったなぁ…。


やっと三人に会える…！


ｶﾞﾗｶﾞﾗ


戸を開け、中を除く。



「───でさ、」



『あれ、村田？』



村「あ、A！」




善「いぃぃぃやぁぁぁぁ!!!!


Aさぁあん!?!?会いたかったよぉぉぉ！！！」



『久しぶり、私も会いたかったよ。』




善「えっ……(会いたかった？私も？ｺ､ｺｺｺｺｺコレは恋仲が言う言葉だよな？？俺がおかしいのか？俺はおかしくない！！ってことはAさんも俺のこと…♡)」///////ﾎﾞﾝｯ



何か物凄く期待の眼差しで見られてる気がするんだが…

ほっとこう…。



奥には猪の被り物をしたあの人が！！！




ア「善逸さん、薬の時間です！

今日は駄々こねないで飲んで下さいね！！！」



薬を抱えたアオイちゃんが現れた。



善「えぇぇぇまたァァ！？嫌だよぉぉぉ！！！」




ア「駄目です！！

Aさん、こんにちは。来てたんですね。」



『うん、ちょっとお見舞いにね。』



善「Aさんに薬飲ませてもらったら飲みます！！！」




ア「もう、我儘言わないで下さい！！」




『いいよ。口移しで大丈夫？』




善「えっ、あ、えっ…」//////



村「はぁ！？！？」



炭「口移しって…！」



『そのままだよ。』




善「い、いや、流石に、それは結婚してからで、や、やっぱり今でも…！！！！」///////



『あははっ、冗談だよ。普通に飲ませてあげるね。


はい、口開けて。』



善逸くんの顎に手を当て、もう片方の手で薬を持つ。




善「あ、あーん♡♡」




『ふふ、いい子だね。』



ドバドバ流し込む。



善「ｺﾞｸｯ……なんか美味しく感じる♡」




『よく頑張りました！』



善「ご褒美は愛の接吻ですか！！！」



『それはお預けかなあ。』



善「じゃあ夜の──」




炭「善逸！いい加減にしないか！」



善「なんで炭治郎が怒るんだよぉぉ！俺は誰にも迷惑かけてないだろ！」



炭「Aさんから困った匂いがする！」


善「でも楽しんでる音もする！！」


炭「それはそうだけど！！」



ア「静かにして下さい！！！！」



アオイちゃんの怒鳴り声で小さくなる二人。



『ふふふっ…あははっ、面白いね。』



ア「元はと言えばAさんがいけないんでしょう！」



『ふふ、ごめんね、静かにする。』



ア「もう、しっかりしてください。


私は色々片付けますのでくれぐれもお静かに！」



『はーい。』

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