推しは守り助けるもの 伍【鬼滅の刃】

弐佰拾弐の型 ページ12

．









ｻﾞｼｭｯ



『ふぅ…これで最後？』




鴉「任務完了！！！」




はぁぁぁぁ、かまぼこ隊＋禰豆子ちゃんに会いたい…



会うのは明日になりそうだな……。





「「お疲れ様です！」」




『お疲れ様。何か手伝えることある？』




隠「いえ、休んでいてください！」




『でも…』



隠「休んでください！！！！」




『そう…？じゃあ後はよろしくね。』




「「お任せください！」」







一人でとぼとぼ歩いていると前から猫が来た。



『茶々丸…？』



にゃぁと返事をして、私の足に体を擦り寄せてくる。



『ふふ、可愛いね。どうしたの？』




背中には手紙が入っていた。





"Aさん、いきなりすみません。



今すぐ来てください。









貴方の血液について話があります。"






『……え、何怖…！』






あと三日で死にますとかじゃないよね…。








『取り敢えず茶々丸、珠世さんの所へ案内よろしくね。』







ー




『珠世さん！！』




愈「黙れ、大声を出すな。」






『あぁ、ごめんね。』




珠「Aさん、いらしてくれたんですね。


挨拶も無く、いきなり手紙だけすみません。」





『いえ、丁度任務も終わったので構いませんよ。



それで、私の血の話…』





珠「ええ、単刀直入に言います。






貴方の血は









鬼を人間に戻せます。」

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