推しは守り助けるもの 伍【鬼滅の刃】

弐佰漆の型 ページ7

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し「姉さん、治して暴れたり逃げ出したりしたらどうするの？

しないとしても勝手にしちゃ駄目よ。」



『しのぶちゃんには敵わないよ…。』


Aさんからは、優しい匂い…謝意の匂い…暖かい…落ち着く匂いがする…。



謝意の匂いはきっと俺の家族を鬼舞辻から守れなかった時のだろうな…。



そして俺は禰豆子が安全だと伝えた。



でもその想いは、届かない。



蜜「あの、疑問があるんですけど…お館様がこの事を把握していないとは思えないです。

勝手に処分しちゃっていいんでしょうか？

いらっしゃるまで取り敢えず待った方が…。」




炭「妹は！妹は俺と一緒に戦えます！

鬼殺隊として、人を守る為に戦えるんです！

だから！──



実「オイオイ、何だか面白いことになってるなァ。

鬼を連れた馬鹿隊員ってのはそいつかい？

一体全体どういうつもりだァ？」





禰豆子……！！！！




隠「困ります！不死川様！どうか箱を手放して下さいませ！」





し「不死川さん、勝手なことをしないで下さい。」




実「鬼がなんだって坊主？

鬼殺隊として人を守る為に戦えるゥ？

ンなことはなァ！有り得ねェんだよ馬鹿がァ！」




禰「ん"ーっ！！！！」




！！！！



禰豆子を刺した…？！



炭「俺の妹を傷つけるやつは！柱だろうがなんだろうが許さない！！！！」



実「そうかィ良かったなァ！」




手が塞がれて何も出来ないから頭突きをする。




冨「やめろ！！もうすぐお館様がいらっしゃるぞ！！」




ｺﾞﾝｯ!!



傷だらけの人が倒れ込む。




蜜「ﾌﾞﾌｯ……すみません…。」/////




実「てめェ…！」




炭「善良な鬼と悪い鬼の区別もつかないなら、柱なんて辞めてしまえ！」




実「てめェ、ぶっ殺してやる…！！！」








「「お館様のおなりです。」」





突如、凛とした声が敷地に響いた。




お「おはよう皆、今日はとても良い天気だね。」

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