佰陸の型 ページ6
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柱稽古の日。
私がお館様に提案して、月一で行っている。
隊士の質を高め、より多くの人を守る為。
皆素直で良い子だからなぁ。
今日は確か、庚の子達だな…
隊士1「今日は鬼柱様からの稽古をつけてもらえるんだろ!!楽しみだなぁ!」
隊士2「やっぱり厳しいのかな…。少し怖いな。」
隊士3「あの顔拝めるだけで十分じゃないか!」
『集まっているね、おはよう。』
隊士「「おは──鬼柱様!?!?!?」」
隊士4「そ、そ、その傷は…?」
『あぁ、大した事ないから。早速始めよう。』
隊士「「は、はい…。」」
『まずは一体一で木刀で戦ってもらう。
私が審判をする。
お互い相手を鬼だと思い、殺す気でしてね。
傷を負っても大丈夫。私が治すからね。』
隊士「「わかりました!」」
ー
一体一が終わって、隊士の傷も癒した。
今は素振りの練習をしてもらい、一人一人の弱点を指摘する。
『君は踏み込みが浅いね。
踏み込むときは足のここに力を入れて、そう、よく出来てる。』
隊士の頭を撫でる。
しのぶちゃんも獪岳くんもこうしたら喜んだから弱点を改善出来た隊士にはこれをする。
隊士5「あ、ありがとうございます...!」////
『軸は良いからそれを活かしてね。』
隊士5「はいっ!!」
『えっと、君は刀を止めるのが早すぎるね。
斬る時は最後までしっかり斬り抜くこと。
最後の方は弱々しい太刀筋になってしまってるから、腕力を鍛えようか。』
隊士6「確かに…自分でも思います。ありがとうございます!
改善方法を教えて貰っても……?」
『勿論。その為には───』
隊士1「鬼柱様の稽古、楽しいな。」
隊士7「あぁ、助言が的確でわかりやすい。
一回この稽古受けただけで全然違う。」
隊士4「褒めて下さるのが良いよな。他の人の稽古は厳しいからなぁ。」
隊士3「しかもあのAさんに撫でられるんだぞ、本気で鍛錬するに決まってる…!!!」
隊士8「だが怪我の具合が酷いな…大丈夫なのか…。」
?「無駄口を叩くな。」
隊士「「……???」」
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眠いちゃん - 可愛い…尊い…萌えるよ…神だよ… (2023年1月5日 20時) (レス) @page28 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
不死川実弥LOVE - 私も実弥LOVEです。 (2020年11月5日 17時) (レス) id: 101530242c (このIDを非表示/違反報告)
はぷはぷ島はぷ子((仮:小百合141 - あは…もう由亜さんの作品全部良い…1番のおきにいり作者さんですゥゥゥ尊敬の眼差し (2020年8月17日 0時) (レス) id: 1e0c41aa85 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - 佰拾玖の型の朝すぎての所早朝だからに直した方が良いですよ〜! (2020年7月5日 18時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - 佰拾玖の型の朝すぎての所早朝だからに直した方が良いですよ〜! (2020年7月5日 18時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わんわん | 作成日時:2020年3月26日 18時