佰弐拾壱の型 ページ21
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お「A、実弥。十二鬼月の上弦と会ったのかい?」
実「会いました。」
お「そうか…。Aが戦ったと聞いたが、どのような敵だったのかな。」
『まず、私達の任務の鬼は十二鬼月に憧れる者が殆どでした。妙に執着していた…それには理由があり、上弦の弐が開宗していたようです。』
お「自分の立場を利用したのか…。上弦との遭遇でこれから何かが起こり始めるかもしれない。いつも以上に気を引き締めなくちゃいけないね。」
『はい。』
ー
それから屋敷に帰って女中と一緒に犬達と戯れた。
『可愛すぎて死にそう……』
女中1「あはは、(貴方が)可愛いですね。」
女中2「そういえば鬼柱様、十二鬼月に会ったと聞きましたが大丈夫でしたか?それも上弦でしたよね。」
『あぁ、あと少しで斬れそうだったんだけどね。私は傷一つないよ。』
女中3「十二鬼月って強いんでしたよね?あれ…?」
女中1「あはは、鬼柱様と居ると強さの感覚狂うよね。」
女中2「上弦は柱三人分と聞きましたよ。でも鬼柱様三人分ではないようですね。ふふふっ。」
女中1「鬼柱様三人分って鬼舞辻倒しちゃうんじゃない?」
女中4「あははっ最強じゃないですか!」
女中3「もう既に鬼舞辻より強かったりして…。」
『さぁ…どうでしょう。』
女中1「平和な世界になるね。」
『頑張るよ。』
女中1「ありがとうございます。そういえば──────
パリンッ
女中3「ひっ……!」
女中4「また……?」
『またって?』
女中1「最近よくお皿が割れるんです…。それも気味が悪いことに鬼柱様用のお皿だけ…。」
私のだけ!?!?!?
まぁこの子達のお皿じゃないならいっか。
『私のだけとは、随分偶然が重なるね。』
女中2「幽霊なのかな…。」
女中1「ちょっと、変なこと言わないでよ…。」
女中3「でも聞いたことあります。よくお皿が割れるというのは大切な人に災難が降り掛かる前兆だそうです…。」
女中1「もう!貴方まで変なこと言わないでよ!」
『ふふ、気にしてないよ。それより私の皿だけでよかった。』
女中3「鬼柱様ぁ…っ!素敵です!」
『え?あ、ありがとう(?)』
不吉なことが起こる前兆、ね…。
もしかしたら"あれ"と関係があるのかもしれない。
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眠いちゃん - 可愛い…尊い…萌えるよ…神だよ… (2023年1月5日 20時) (レス) @page28 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
不死川実弥LOVE - 私も実弥LOVEです。 (2020年11月5日 17時) (レス) id: 101530242c (このIDを非表示/違反報告)
はぷはぷ島はぷ子((仮:小百合141 - あは…もう由亜さんの作品全部良い…1番のおきにいり作者さんですゥゥゥ尊敬の眼差し (2020年8月17日 0時) (レス) id: 1e0c41aa85 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - 佰拾玖の型の朝すぎての所早朝だからに直した方が良いですよ〜! (2020年7月5日 18時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - 佰拾玖の型の朝すぎての所早朝だからに直した方が良いですよ〜! (2020年7月5日 18時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わんわん | 作成日時:2020年3月26日 18時