推しは守り助けるもの 参【鬼滅の刃】

佰拾陸の型 ページ16

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『童磨…？』




童「おっ！覚えててくれたのかい？嬉しいな。」



『童磨がここの鬼達を操ってるの？』




童「操ってはないよ。

そんな事より聞いてよAちゃん。猗窩座殿ったら酷いんだぜ？」




『猗窩座…？？？』




童「俺の話は無視するし触ったら腕吹き飛ばすし、酷いとは思わない？」



『あぁ、成程…』




童「最近そこら辺の鬼を集めて開宗したんだ。


名ずけて



"十二鬼月が教える、十二鬼月になれる特別説法！"



どう？良い殺し文句だとは思わない？」



『ふふっ、何それ。よくあんな数集まったね。』



童「十二鬼月は鬼の憧れみたいだねェ。」




『でももう時期ここにいる鬼は全員死ぬよ。』




童「うん、どんどん気配が無くなっていく。鬼殺隊って凄いねェ。



という訳でAちゃん！俺と戦わない？」




ん？



いきなりだね？



いやいきなりじゃないか…


というか…


私結構強いよね？



舐められてる？



鬼殺の呼吸使いこなしてるし…



『殺しちゃうかも…』



童「随分自信があるんだね！じゃあお互い、死ぬ寸前までにしよう！」




『いいよ。でも待って、私の仲間が頑張ってるから手伝ってくる。』




童「じゃあ俺も手伝おう！」




『鬼を殺すの？』




童「Aちゃんの為だからね。

それに俺は優しいから放っておけないんだ。」




自分で言うんかい。



でもまぁ有難いし、いっか。




『じゃあ頼もうかな。』




ー




『大丈夫！？』




実「あァ、何とかなァ！だがあと十はいるぜェ！」




『あとは私が───




童「俺がするよ。」




鬼2「えっ？教祖様……？」




鬼3「この人間を殺して下さるのですね！ありがとうございます！」




童「死ぬのは君達だよ。」



そう言って童磨はスパンっと残りの鬼を斬った。



日輪刀じゃなきゃ死なないんじゃ…



一応斬ろう。



『参の型 百鬼夜行』



童「わぁ！凄いね、凄いや！！流石柱だ。」



実「オイオイ、何がどうなってやガンだァ？上弦様の登場かァ？」




『酒呑童子、その子を連れて山を降りて。』




実「あ"ァ！？俺はまだ戦えるぞォふざけんじゃねェ！！！！」



『失血が激しいから休んで。ここは私が。』



酒「主様の言うことは絶対だからな。すまないがお前を連れて行く。」




『頼むよ。』





酒「御意。」





実「っクソがァ！死んだら許さねェからなァ！！！」





『ふふ、大丈夫。死なないから。』

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