【d!】森の奥の施設

�将� ページ22

·






「魔女…あぁ、師匠のことか」







一瞬、誰のことだったか忘れてた
今では勝手に 師匠 って呼んでるからな。
ちなみに本名で呼ぶことは一、二回ぐらいしかなかったはず。
師匠の方がしっくりするし。







「お兄さん魔女さんと仲良しなん!?」







おぉ、何か食いついてきた。







「なぁ!!魔女さんってどこに…!!ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ＿」








「お、おい大丈夫か＿ｯ!?」







苦しそうに咳き込む少年の手から見えたのは、溢れてくる色とりどりの花と花弁だった







それは、さっきまで調べていた資料にあった奇病のひとつと言うことに気づくにはそう時間はかからなかった







「お前、"花咲病"なんか？それで…」







だが、少年は首を傾げた







「"花咲病"？これ、そんな名前やったんや…」







やはり、奇病の存在を知ってる人はかなり少ないのだろう






少年は掌にある紫色のひとつの花をなんだか、懐かしそうな目で見ていた
その花の名前は知っている、ヒヤシンスだ。
花言葉も知っているが、明るい意味では無い。







「お前、名前なんて言うん？」







「鬱＿前の友達からは大先生とも呼ばれてたんよ。お兄さんは？」







なんで先生？と思いながらも返事をする







「ショッピ」







「えっと、ショッピくんって呼んでええかな？」







君付けなんて久々だ。
師匠もグルッペンも呼び捨てだから新鮮な気がする






☆☆☆

お久しぶりです。

テストがあったので更新が遅れてしまいました。
決して話が思いつかなかったなんてことはありませんよ。

まぁ、テストの結果は散々でしたが…

突然ですが、新しい作品を作ってみようと思ってます。

前回はまるっと1つの話を書こうとして見事失敗しましたが、今回は短編集でも作ってみようかと。
これも息抜き用として更新する予定ではあります。

以上、作者でした。

告知ようなもの→←�将�

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す