一級一年 【呪術廻戦】

一級 48 ページ49

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貴方side



貴方「よっと」


伏黒、釘崎、虎杖「っ！？」


五条先生か恵かどっちかだろうなって思って飛んだけど恵だった。
飛んできて吃驚してたけどしっかり抱き留めてくれた恵。意外と力あるんだな〜と思う


貴方「ごめん。大丈夫？」


伏黒「どこ行ってたんだよ」


周囲には驚いてる野薔薇と虎杖しかいない。良かった先生とか居なくて


貴方「秘密！ありがとう、恵」


伏黒「あぁ…」


頬を赤らめる恵に少し頬が緩む。照れてやがるなこの野郎〜


釘崎「ちょっと、人の前でイチャつかないでくれる？」


缶を握り潰してる野薔薇をと飲み物を零した虎杖。反応面白いなぁ、ちょっとまたやってみようかな


貴方「別にイチャついてないよ〜、恵降ろして？」


伏黒「あぁ」


恵は優しく降ろしてくれた。雑に落とされると思ったわ。うん


釘崎「全く、普通の幼馴染はそんな距離近くないっての…」


貴方「そうかな〜？私友達とか恵以外居ないから」


釘崎「…私も友達でしょ」


貴方「ふふっ、うん、そうだね」


私の頭に雑に手を置き、雑に頭を撫で回す野薔薇。少し拗ねていて可愛い


釘崎「ったく…」


虎杖「え、俺も友達だよね？」


虎杖は不安そうに焦りながら聞いてきた


貴方「うん、友達だよ、当たり前」


虎杖「良かったぁ！」


虎杖はホッと胸をなで下ろしていた


貴方「さーて、まだ始まるまで1時間あるんだね〜……恵、寝てるから時間になったら起こして」


伏黒「は？」


釘崎「こいつの活動能力は馬鹿なのか天才なのか分からないわね」


虎杖「確かに〜、強い奴って変わりモン多いんだな」


釘崎「それに関しては否定しないわ」


と、なんだか侮辱されてるような会話が聞こえるけど今私は眠さが絶頂なのでもう意識があまりない

あぁ、クソ寝みぃ


意識が＿＿



乙骨「Aちゃんはさ」


貴方「？はい」


憂太さん？じゃぁこれは夢…かな…

私は中学に通いながら術師やってたし、時々高専にも顔出してたから憂太さんとは多分結構仲が良かった


乙骨「里香に似てるんだよね」


貴方「？」


乙骨「時々見せる雰囲気とか、笑った顔とか、髪色は違うけど、本当にそっくり」


どう言う事なんだろうと思った。懐かし


乙骨「もし里香が居なくなったら」


私が頭を抱えてると憂太さんは目を合わせてきた


貴方「憂太…さん？」


憂太さんは優しく目を細めて


乙骨「Aちゃんが里香の代わりになってね」


直ぐにとても不気味な顔になった

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