一級一年 【呪術廻戦】

一級 40 ページ41

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貴方side



貴方「あっあはは、憂太さんからかわないで下さいよ」


顔に熱が集まるのがよくわかる。全く可愛いとか発さない人が急に言ったら誰だってこんなになるだろう。憂太さんが可愛いとか言うのは里香さんだけだと思ってた…


乙骨「からかったつもりはないんだけど、大丈夫？」


声を聞く限り本心というのが分かった
例え後輩としてと言われたとしてもこれは恥ずかしい。五条先生や傑さんとかに言われるのとは全く違う。声が優しすぎてドキドキが止まらない(？)


貴方「だっ大丈夫です！」


乙骨「良かった。それじゃぁ僕明日も早いから、おやすみ」


貴方「おやすみ…なさい」


ﾂｰﾂｰ……

無機質な音が部屋に響く。心拍数が上がっているのがよくわかる。顔熱い…本当に憂太さんのああ言う所敵わない…


貴方「はぁぁぁ…」


一気に疲れ溜まっちゃった…部屋に行く気力もない…ここで寝ちゃおうかな、恵に怒られるかな…でも…もう…眠い…



＿＿＿＿＿＿＿＿＿




貴方「悟…さん？」


あれ、これ…さっき話した事の続き…？


五条「あぁ、俺の事はそう呼べ」


貴方「分かった」


高専に着いてる…記憶が正しければ高専入る門の前で


夏油「悟、誘拐してきたのかい？」


家入「うわ、マジか」


傑さんと家入さんに会ったんだ


五条「違ぇよ、西条さんの所の」


夏油「あぁ、若くして才能の塊、悟みたいな子って噂の」


家入「あ〜、そんな感じするわね」


傑さんと家入さんは私に目線を合わせ、顔をまじまじ見てきて、凄く緊張したんだけど、それを察してくれたのか傑さんは優しく頭を撫でてくれて


夏油「大丈夫だよ、怖がらないで」


貴方「…うん」


凄く安心したんだよなぁ


家入「それで、西条さんご夫妻が亡くなって連れてきたのは分かった。どうすんのこの子」


五条「俺が呪術師として育てる」


そう言った時、二人の顔は凄くびっくりしてたんだよねぇ、面白かったなぁ
え、お前が教育とか出来んの？って言うのがもう顔に出てたもん


夏油「悟が？正気か？」←


五条「喧嘩なら買うぞ」←


とか言って2人は喧嘩始めちゃって、その時家入さんが


家入「本当にあいつでいいの？」


って聞いてきて、そんなに不安なのかな、とか思ったけど、私の意思はとっくにかたまっていた。


貴方「私は悟さんに着いてく…例えどんなに辛くても諦めない…お父さんとお母さんの仕返しをする」


家入「……そっくりね、どうりで気に入るわけだ」


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