一級一年 【呪術廻戦】

一級 2 ページ3

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貴方side



貴方「ちょっと君！待って！」


伏黒「速すぎだろ！」


私と恵は男の子を追おうとするも、予想の倍速くてもう見失ってしまった


「あいつ50m3秒で走るらしいぜ〜」


貴方、伏黒「！？」


え、3秒って…え？化け物？化け物か？怖っ…
って違う違う、こんな事考えてる時間ない


貴方「取り敢えずこの気配が消える前に追おう！」


伏黒「分かってる！」


＿＿＿＿＿


すっかり暗くなっちゃった…なんか男の子は家に帰ったりしたのか分からないけど、辺りに気配がありすぎてかなり時間がかかった
最後に行き着いたのは病院…お見舞いとかなのかな


貴方「あ、居た」


あれ…もしかして…誰か亡くなったの…かな
なんか今話し掛けるのは複雑な気持ち…


伏黒「虎杖悠仁だな」


え、恵さん？貴方空気って読めないタイプ？←


虎杖「ん？」


伏黒「呪術高専の伏黒だ。少し話がしたい。今」


貴方「同じく呪術高専の西条。少しだけ時間貸してほしい。」


恵格好つけてる？←


＿＿＿＿＿＿＿＿＿



虎杖「あの、喪中なんですけど」


うん、分かる。ごめんね


伏黒「悪いが時間が無い。お前が持ってる呪物はとても危険なものだ。今すぐ俺に渡せ」


いきなり呪物とか言っても分かんないでしょ


虎杖「呪物？」


うん。だよね←


伏黒「これだ」


虎杖「あー、はいはい、拾ったわ。俺は別にいいけどさ、先輩らが気に入ってんだよね、危険ってどーゆー事よ」


説明した方が良さそうかな、てか私の存在出したい←


貴方「あー、えっとね、日本国内の不可解な死者とか行方不明者は年平均1万人越えてるんだけど、その殆どの原因が呪いなの」


虎杖「呪い〜？」


男の子は椅子に寝転がるような体勢になりよく分からないとでも言いたげな顔をしていた
まぁ、そうだろうなぁ


伏黒「お前が信じるかはどうでもいい。それが事実だ。続けろ」


え、この子反抗期？←


貴方「ﾊｲﾊｲ…特に学校とか病院は膨大な怨念が溜まりやすいんだ。人間の負の感情が呪いの源になるの。だから多くの学校に魔除としての呪物を密かに置いていたんだ。君が持ってたのもそれ」


これだけだと呪物が良い物に聞こえるよね


虎杖「魔除なら、寧ろ有難いんじゃないの？」


伏黒「最後まで聞け」


やっぱ恵反抗期だよね？←


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