一級一年 【呪術廻戦】

一級 21 ページ22

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貴方side



真衣「あーら、落ちこぼれすぎて気付かなかったわ、真希」


こいつはこうやっていつも真希さんを落ちこぼれ扱いするっ！お前の方が弱ぇだろ！絶対そうだ！←


真希「落ちこぼれはお互い様だろ？お前だって物に呪力を込めるばっかりで、術式もクソもねぇじゃねぇか」


取り敢えず二人が話している隙に野薔薇の方へ駆け寄った。意識は…ん？ある？…なるほど


真衣「呪力がないよりマシよ上ばかり見てると首が痛くなるから、たまにはこうして下を見ないとね」


真希「あーあ、やめやめ、底辺同士でみっともねぇ、野薔薇、立てるか」


真希さんは底辺なんかじゃないのに…でも、今私が口を出すのは場違いだよな…


真衣「無理よ、暫く起きないわ、それなりに痛めつけたも＿＿」


真衣さんの言葉に被せるように真希さんは真衣さんの顔の寸前に棒を向ける


真衣「…なに、やる気？」


真衣さんが真希さんに集中している隙に野薔薇はゆっくり私の腕の中から立ち上がった


真衣「っう、ｸｯ！」


野薔薇は真衣さんを卍固めしている。面白いこの図←


釘崎「ナイスサポート真希さん！

下ろしたてのジャージにバカスカ穴開けやがって！

手前のその制服置いてけ私の夏服にしてやるぅ！」


真衣「次は体の穴増やしてやるわよ

あと、その脚の長さじゃこれは着れないんじゃな＿」


流石にやり過ぎだと思うんだけど


東堂「帰るぞ、真衣」


貴方「！東堂…？」


釘崎「な…そんな、伏黒は？」


恵は大丈夫なの？死んでないよね？


真希「大丈夫だ。パンダ達がついてる」


良かった…生きてるなら…良かった…


東堂「楽しんでるようだな」


真衣「冗談、私はこれからなんですけど…」


東堂「駄目だ、お前と違って俺は東京に大事な用があるんだよ

高田ちゃんの個握がな！！」


やっぱり東堂って高田ちゃん好きなんだ、私も個握行ったことあるんだけどあれは惚れるよ←


東堂「乗り換えミスってもし会場に辿り着けなかったら、俺は何しでかすか分からんぞ〜、、着いてこい！真衣！」


真衣「もう！勝手な人！」


東堂「はぁ…はいつもの京都ハズレるとはな」


真衣「あんた達、交流会はこんなもんじゃ済まないわよ」


釘崎「何勝った感出してんだ！制服置いてけゴラァ！」


真希「やめとけ馬鹿、ここじゃ勝っても負けても貧乏くじだ、交流会でボコボコにすんぞ」


東堂「あぁ、そうだ」


そう言うと東堂は何故かこっちに戻ってきて、私の前に来た

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