Two legendary children【賢者の石】 (ページ11)

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ホグワーツページ11

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ハグリッド…という大きな男の人
についていきボートで渡る

渡りきった先にはとても大きな扉が

扉が開いた先にはエメラルド色のローブを着た
背の高い女の人が立っていた

「ご苦労様、ハグリッド
ここからは私が預かりましょう」

その女の人…先生に従い、生徒たちは石畳のホールを横切って行った

そのまま進むかと思いきや小さい部屋まで案内される

「さて、皆さん。まずは寮分けを行います」

そう言い、4つの寮の特徴、寮、仕組みのことについて説明をし始めた

説明をし終え、なにか準備があるのか
はたまた上学年になにか話すのか、先生は部屋から颯爽と出て行った

「一緒の寮になれたらいいね」

「そしたら君はスリザリンに入ることになるけどな」

ドラコがスリザリンに入ることを確信してることにAは笑いそうになりながらも、自分がどの寮にも入れなかったことを想像してしまい落ち込んでしまった

「(余計なこと考えちゃダメよね…)」

「さあ、行きますよ」

少ししてから先生がやって来た
組み分け儀式が始まる、という言葉に緊張が走る

1列に並び、とうとう中へと進む
中はとても広く何千という蝋燭が空中に浮かんでいた

奥まで行くと上級生の方へ顔を向けた
咄嗟にAは自身の顔見知りをさがす

フリフリと手を振るおちゃらけた様子の男子生徒が
まさしくAの兄リアムであった

緊張の中、普段から見慣れている顔を見たおかげか
すこし安堵する

Aはどこの寮も素敵だと思っているが、やはり兄、そして知り合いのフレッドとジョージがいるグリフィンドールへの想いが1番強くなっていた