【まふまふ】彼の正体は私しか知らない

1. 転校生 ページ3

A「今日もいい天気だなぁ」

なんのへんてつもない、普通の春の朝ー



あ、もうし遅れました！
私は空彩学園の2年生、白澤 Aといいます。
空彩の読み方は『くうさい』なんです。珍しいですよね。

事件やらが多くなった今の世間で普通の日々を過ごせるのが、今の私の幸せです♪


？「Aちゃん、おはよ！」

A「佳也ちゃん、おはよ」

彼女は私の大親友、上村 佳也(ｳｴﾑﾗ ｶﾔ)ちゃんです！


佳也「そういえば今日、転校生がくるらしいね」

A「そうなんだ。楽しみ〜♪」


その後、私たちは転校生の話で盛り上がり、あっという間に学校に着いた



ｶﾞﾗｶﾞﾗ
教室のドアを開けるといつものクラスがそこにはあった


みんな、相変わらず個性それぞれだなぁ

本を読んでいる人もいれば、昨日のテレビなどの話で盛り上がっている人もいる


もちろん私はどこかいい写真スポットがないか外を眺めながら佳也ちゃんとお話です


2人が着いた時点でそこまで時間はなく、すぐに先生がきた

先生「ほらほら、席について。転校生がきてるぞ」

教室内は完全に歓迎会モードになる

先生「わかったから一旦静かにしてくれ。入っていいぞ」

すると、ドアを開けて入ってきたのは…


真冬「はじめまして。相川 真冬といいます。これからよろしくお願いします」


入ってきたのは、教室に響く声はとても独特で、高身長でスタイルがよくて、なんといっても春にぴったりな…桜をイメージさせるイケメンさんでした。

でも、どこか雪のようなイメージも感じられます…



教室内はすぐに女子の歓声が響きました


男子はというと…

悠哉「女子じゃないのか…しかもイケメンだしよぉ…俺はお前一筋でいくよ」

彼は少し女好きな米村 悠哉(ﾖﾈﾑﾗ ﾕｳﾔ)くん

智「いきなり気持ち悪いこと言うなって…まぁ構ってはやるけどさ」

彼は悠哉くんと仲がいい天野 智(ｱﾏﾉ ｻﾄﾙ)くん

悠哉くんはクラスのムードメーカーで智くんは悠哉くんのサポート？やくみたいに見えてきちゃう


先生「席は…一番後ろのあの隅の席だ。分からないことがあれば隣の白澤に聞けばいい」

そういえば、この席ずっと空いてたな


真冬くんが席につく

真冬「白澤、さん。よろしくね」

A「Aでいいよ。よろしく。」


それぞれ挨拶を交わし、すぐにHRが始まる

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