【まふまふ】銀木犀の木の下で今日もあなたを待っています【歌い手】 (ページ2)

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まふまふサイド

あ、そろそろ時間だ…

僕は部屋の壁にかけてある時計を見ながら思った

僕は帽子をかぶりカーディガンを着てドアを開けた

｢今日は少し肌寒いな…｣

早く行かないと…

僕は胸を弾ませ昨日の公園に向かった

しばらく歩いたら昨日見た人影が見えた

Aさんだ…

｢あｯあの！Aさん！昨日ぶりですね…｣

自然に言えただろうか…ちゃんと笑えてるだろうか…そんな事を考えながら彼女の返事を待った

『あ！えっと…名前…』

あ、そうだ昨日教えてなかったのか

｢まっまふまふって言います！｣

『まふまふさん…いい名前ですね…』

｢そ、そうですか？…」

彼女との会話はこそばゆくて心がホカホカして

布団に包まれてる感じだ…

『どうしました？眠いですか？』

ハッ！僕とした事がうたた寝してしまった

｢ご、ごめんなさい！！！寝るつもりは無かったんです！！｣

少し間があってから彼女は少し笑い

『そんなに必死にならなくてもいいですよ』

と、ふわっと笑った

眠たかった目が一気に覚めていく感じがした

それからしばらく彼女と話して

帰る時間になった

『そろそろ、私帰りますね…』

｢そうですね！僕もそろそろ帰って作業しないと｣

はぁ、MIXまだ残ってたな…

『これからもお仕事ですか？頑張ってくださいね！』

ﾄﾞｷｯ

心臓の音が彼女に聞こえてないか不安になるぐらい騒いでいる

｢あ、あの！明日も同じ時間にここにきてもいいですか！！！｣

『…！…ふふっ公園に来るのは人の勝手でしょ？いつでも待ってますよ！』

また明日来ようと決めた

今度は飴を持っていこうかな…喜ぶかな…

ああ、考えるだけで胸が苦しい…

そろそろ寝よう…

おやすみ…