三 ページ3
虎杖side
補「到着しました!」
虎「ありがとうございます、」
補「 ”どうかっ、、生きて戻ってきてください神代さん!” 」
山の奥からAの少し異質な呪力とそれに似た呪霊の気配がする
何度も何度も地響きと共に大きな轟音が鳴り響き近づくにつれ今Aが戦っている相手が並大抵の呪霊では無いことがわかった
宿「随分と派手に暴れておるな彼奴は 急げ小僧、まずいかもしれん」
虎「、、っ!」
虎「はぁっ、はぁっ、、何だよこれ」
山を登りきるとむせ返るような呪霊の気配とその残骸が散らばっていた
虎「、っ、、! A!!」
少し離れた場所に異様なほど大きく気持ちの悪い呪霊に腹を貫かれ今にも食べられてしまいそうになっているAの姿があった
『、_ _、_』
すぐさま目の前の呪霊をぶった切ろうとしたがAに止められる
『絶対に、それ以上近づくなよ』
虎「は、?何言ってっ、、」
『約束、守ってくれてありがとう 助かった』
いつもと変わらない笑顔を向けてそう告げた瞬間
『__領域展開 怪力乱神__』
呪霊とAを黒い球体が包んだ
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貴方side
辺り一面漆黒に包まれ唯一この空間にあるのは1本の太く大きな木
鎖でがんじがらめになった呪霊がうめき声もあげられずただただ蠢いている
『、、さぁ、返してもらおうか』
呪霊の真正面に達まじまじと見る
『お前、よくコレを取り込めたな』スッ ドスッツ
胴体に腕を突っ込み手を伸ばす
カチャッ
『、、あった、』ズルッ
取り出すと白い鞘に納まった短刀が姿を現す
『鏡明剣、、神代の御神体』
短刀に黒い霧のようなものが掛かり良くない状態なのが分かる
『、っ、、ふぅぅ、もう限界か じゃあな』パチンッ
バシュッ
指を一度鳴らすと塵一つなく呪霊を祓除した
________________
nottoside
ザンッ
『、ぅ"っ、、ゴフッツ 』フラッ
虎「、っ、、A!?」ドサッ
領域が無くなりAの姿だけが現れた
『、くっつ、、あ"ぁっ、、、』
虎「おい宿儺っ、!!」
宿「分かっておる、契闊」
瞬時に2人が入れ替わり反転術式をかける
『、、っ、カヒュッ ギリッ』
宿「、、歯が欠けるぞ」グイッ トサッ
優しく抱き寄せ反転術式をかけ続ける
宿「肩を噛んでろ、あと少しで傷が塞がる」
『、っ、、はぁっ、ガブッ』
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お松 - 面白かったです!!ありがとうございました!! (1月2日 20時) (レス) @page8 id: f0ee455632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミズキ | 作成日時:2022年9月8日 18時