隻眼術師と両面宿儺弎 (ページ1)

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一ページ1

『、、この、感覚は』

心臓が破裂しそうな程脈打ちとうとうその時が来たのだと知らせてくれている

『ふっ、、ふふっ、あぁ、とうとう来たか』

補「神代さん！この任務は無謀です！！こんなの貴方にっ、学生に任せられる任務の域をとうに超えてます！！」

『大丈夫ですよ、とにかく補助監督さんは悠仁、虎杖を呼んできてくださいそれまで時間は稼ぎますので』

「、、っ、分かりました、、すぐ戻ります」

『はいっ、お願いしますね』

車が行ったのを確認して帳の前でい深呼吸をする

心を落ち着かせ覚悟を決めて朱璃を鞘から抜刀する

『お前も、、千年ぶりか頼むぞ？』

刃に指を滑らせ切れた所から血がでる

すると刃に付いたAの血を吸い取った

たちまち妖しい光を帯びそれを確認して帳の中に足を踏み入れる

『、っ、！千年前と同じだな』

目の前には低級呪霊がうじゃうじゃと湧き姿は確認できないが周りに推定1級、もしくは特級クラスの呪霊の気配がする

まさにこの世の地獄

幸い人の気配はなく近くに建物もない山奥、思う存分暴れ回れる

『 ”最低でも悠仁がここに着くには1時間は掛かる、ノルマは悠仁が来るまでに全部終わらせてあとは身体の状態か、、” よしっ、始めようか全部祓ってやる』

こうして長く無謀と言える戦いが始まった
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虎杖side

「え、Aが？」

補「はいっ、あまり自分の事は話さない方ですからきっとそれなりの理由があっての事だと思いまして、、なにかご存知ですか？」

虎「、、はい、”前に言ってたその時が来たら助けてってやつか、、？とにかく早く向かわないと本当に手遅れになる” 」

宿「おい、何をグズグズしておるさっさと行くぞ」

虎「！分かってるよっ、、」

補「そ、それでは車を用意してあるので！」

虎「はい」

揺れる車の中窓から見える空は雲に覆われて暗く妙な悪寒と朝見たAの姿が脳裏をよぎる

虎「 ”頼むから生きててくれっ、、！！” 」
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貴方side

『、くっつ、そ、、！』ｶﾞｼｯザシュッ

切っても切っても湧いてくる

だけど確実に数は減ってるこのまま術式は使わず低級呪霊は殲滅出来れば

ﾋﾟﾝｯ＿＿＿ズザンッツ

『ぐぁ"っ、、っ、！』

木々の間から隠れていた上級呪霊が呪力を飛ばしか避ける瞬間脇腹に当たる

じんじんと痛む脇腹、構わず襲い来る呪霊達

『、っ、術式解放！降神呪法＿極残』