拾肆 ページ15
余命が分かった日から四日が経った
体調はあの日から何ら変わりなく、痛みも感じなくなっていた
『なぁ、宿儺 今夜は綺麗な満月が見えるぞ』
「そうか、ならばいつものように縁側で見るとしようか」
『そうだな』
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『、、、ん?』
「どうした?」
『、、、なんか、音がする』
「音?」
『あぁ、、、!、分かった。呪術師が来る』
「術師だと?」
『あぁ、それも結構数が多い!、、御三家?!』
その瞬間赤い血のような矢が飛んでくる
『!?朱璃っ』
ガキンッ
瞬時に自分の呪具の名を呼び顕現させ攻撃を防ぐ
加「やはりここに居たのか隻眼術師」
『!っっ、”御三家まで来るとは” なんの御用でしょうか』
五「分かっているはずだ、両面宿儺を祓いお前を捕らえる」
『私は一度断ったつもりなのですが?』
加「お前に拒否権はない」
『っっ、私には貴方達の指図を受ける義理はありません。
まず、もう今の私に出来ることはほぼ無いに等しい。だったら、私がここに居る限り、この世にいる限り宿儺が人間に手を出す事は絶対にさせない。だからお帰りください』
加「何故そう言いきれる」
『そう言う縛りをしているので』
禪「ではお前はどうなんだ」
『私は人を 殺 したくありません。まず、私の術式がそれを許さない』
加「そんなもの信用できるものか、」
『、、、っ、お願いだから帰れ!
頼むから、、私は誰も傷つけたくないんだ!!』
宿「もう良い、A 奴らはもう聞く気はない俺が 殺 るからお前は下がっておれ」
『駄目だ!そんな事したらっ!』
加「全員攻撃開始!」
『!!!っっ、くっ、”もうやるしかない、、、”
術式解放_____降神呪法 残 』
タヒを覚悟で左目を代償に最大限の呪力を込めて術式を解放させる
周囲を囲んでいる呪術師達に向かって赤黒い光になった稲妻が複数の方向に飛ぶ
術師達が居る場所の地面に向かって攻撃をが当たる
凄まじい轟音と共に地面にヒビが入り土煙が辺りを覆う
術式を発動させると共に宿儺を自分の生得領域に引き込んだ
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ミズキ(プロフ) - ありがとうございます!!!これからも色んな宿儺様を書いていくので楽しみにしててください!! (2022年1月22日 11時) (レス) id: c9616b4eb1 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ - 読ませていただきました!宿儺様が尊いですーーー (2022年1月22日 10時) (レス) @page17 id: cece85a69e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミズキ | 作成日時:2022年1月8日 23時