自称“ただの一般人”２【ONE PIECE】 (ページ32)

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第13章・8 ページ32

「さっき······ガキ共が放っといても帰ってくると言ったが······？」

あ、そういえばそんなこと言ってたよね！

なんでだろ？
自分からこんな研究所へ帰ってくる······？
なんか洗脳とかしてんの？

「あァ······毎日······ドラッグキャンディを与えてる。甘くてシュワシュワ覚醒ガスが発生する。シュロロロロ······ウチへ帰っちゃ貰えねェからなァ······！！！」

シーザーくんは、ポケットから一粒の赤い飴玉を取り出し、ローくんに見せる。

あっ、そういうことね？！

てかマジでシーザーくん最低だな！？
まあ、こっちの人のほうが、やってることヤバくて最低だけどさ······。

「趣味の悪ィ男だ······誰かを思い出す」

なんかその“誰か”が予想できちゃうんだけど······(汗)。

あの人だよね？
あのっ、めっちゃモフモフしてるピンクくんだよね！？

『てか、戦闘はどうするのさっ？』

「必要なら呼べ······！！誰の首でも獲ってやるよ」

『······ドフくんの首は獲れないくせに、よく言うよ(笑)』

ウフフッと口を手で軽く押さえながら、笑いをこぼす。

いやー実に面白いことを言うよね！
ホント、どっかの誰かさんにそっくり～！