第13章・7 ページ31
「そうね。確かに、Aさんの言う通り······──よく知ってるんじゃない？2年前のシャボンディそして、マリンフォードであなたは“麦わら”と二度関わってる」
面白そうに笑みを浮かべながら、モネちゃんはローくんに聞く。
その話を聞いたシーザーくんも、まさかと思い、ローくんに拳銃を向ける。
「お前が呼び込んだってことはねェよな······」
「······玄関ではち合わせるまで、あいつらが研究所に捕えられてたなんて知らなかったと言ったろう」
まさか疑われるとは思っていなかったらしく、ローくんは不機嫌な様子を見せる。
わざとらしいが、確かに味方に疑われたら気分が悪くなるのもよくわかる！
私だってカイくんに疑われたら泣きたくもなる！
てか絶対泣く！
泣ける自信あるもん！！
「──知ってたら、おれが警告してやった······部屋に閉じ込めたくらいで安心するなと······。お前らのその“甘さ”でおれは海軍をおい払えなくなったんだ」
まあ、そうだよね。
そう考えると、シーザーくんって結構アホなのかな？
だって甘いもんね！
海賊を実験で捕らえるって······。
普通殺すもんね！
それに、ローくんだってここがバレることに関しては都合が悪いもんね！
やっぱり、人を疑うのは悪いことだよ！
うん！
『シーザーくん。仲間を疑ったらダメだよ！それに、味方を呼び込むならもっと上手にやるはずだよ？』
だってそうでしょ？
『ローくんはあくまでも七武海なんだから。馬鹿な真似はしないと思うよ？』
いいこと言う！
今私、めっちゃいいこと言ったよね！？
「······そうだな。確かにAの言う通りだ······！悪かったな」
おっ！
シーザーくんが謝った！
明日、雨······いや、槍でも降るのかな！？(←めっちゃ失礼)
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作者名：ヒロ子 | 作成日時：2019年9月7日 18時
