第13章・2 ページ26
急に笑うのやめてもらっていいですか？
別に笑うのはいいんだけど、なんの前触れもなく笑われると、いくら美女のモネちゃんでもちょっと怖いんだよ！
「さっき、ベガパンクの竜と茶ひげの“ケンタウロスパトロール部隊”がやられたの」
『マジで？ドラゴン可愛かったのに！』
あの赤色のドラゴンかな？
あれ可愛かったし美味しそうだったんだよね！
一回シーザーくんに「食べていい？」って聞いたら「やめろ」と言われたんだよ！
酷くない？
もう少し優しく、やめてって言ってほしかった！
「──ホラ、コイツらに間違いないでしょ！？」
『麦わらの一味······！』
はい皆さん。ここでお気づきだろう。
私は麦わらの一味の完全復活の記事を知りませんでした！
えっ？
なんでかって？
新聞買うの忘れてたんだよ！
てか新聞なくても自分から調べるから、新聞なんて読まなくてもいいんだけどね(笑)
『······そういえば、ローくんは？ここに居候してるんでしょ？』
さっきモネちゃんに、ローくんがこの建物に住み着いてるって聞いたんだよね！
ローくんって確か、頂上戦争でルフィくんを助けた命の恩人だっけ？
ローくんが助けなかったら、私が助けてたよ(笑)
てか、それはそれで楽しそうだな。
「ええ。今は外で海軍の相手をしてるわ。もしかして今日は彼に会いに来たの？」
『ううん。今日はモネちゃんとのお茶が目的できたんだよ！ちなみにで言っとくけど、ちゃんとカイくんに言ってきたからね？』
てか流石にそろそろ無断外出をやめないと、カイくんに監 禁されそうで怖いんだよね。
いや、冗談抜きで！
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作者名：ヒロ子 | 作成日時：2019年9月7日 18時
