今日:12 hit、昨日:2 hit、合計:40,268 hit
小｜中｜大
第12章・5 ページ23
『んーそれはね······─────』
「──えっ？」
女の子は意味を理解できなかったのか、マヌケな顔をする。
まあ、そんなことどうでもいいことで、私は女の子の頭の上に、愛用の特殊なナイフを振りかざす。
『ご愁傷様でーす！』
チーンとどっから取り出したのかは言えないが、お葬式とかで使われるものを鳴らし両手を合わせる。
可哀想だよね！
こんな小さな子が死んじゃうって······まあ殺 したのは私なんですけどね！(←おまわりさん！やっぱりこの人です！)
──こうして、お仕事は終わった。
久しぶりのお仕事は、なんだか楽しくて、面白くて、少し······血なまぐさかった。
「どうしておねーさんは、赤色になってるの？」
『んーそれはね······“愛が欲しいからだよ”』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 25人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヒロ子 | 作成日時：2019年9月7日 18時
