第33話『自己紹介』 ページ48
『え、ちょっと待て。僕のこと知ってて殴ったんじゃないの？』
「おれが殴ったのはカイドウだ！お前は殴ってねェ」
『あーそゆこと〜！』
ルフィが自分のことを知らなかった訳を、カイドウは理解する。
『麦わらくんの思ってるカイドウのイメージって、どんなの？』
「あ？そりゃー、ビッグ・マムみてェな奴に決まってるだろ？」
『うん分かった。君めっちゃ勘違いしてるわ』
面の内側で、カイドウは呆れた顔を見せる。
半分慣れていることもあり、そこまで間違われた精神的のダメージはないが。
『いい？一回しか言わないからちゃんと聞いてね』
「？なんだよ」
『僕がカイドウ！！四皇の百獣のカイドウ！OK？！』
「ええええええ！！？お前がァア！？」
まさか目の前にいる青年がカイドウだとは思ってもいなかったルフィは、これでもかと驚きを見せる。
『そうだよ！僕がカイドウ！────まー確かに、名前負けしてる見た目けどさ〜』
自分でもある程度、理解しているカイドウは、細いため息をこぼす。
『まあ、そんなことより！君が麦わらくんで間違いないんだよね！？ね！！』
切り替えの早さは四皇一の為、カイドウはすぐに話を切り替える。
突然テンションが上がったカイドウに驚きつつも、ルフィは軽く頷く。
『よっしゃーーー！！ふぉーわー！！やっと死ねるーーーー♡♡♡』
「？！！」
狂喜乱舞。
その言葉が当てはまるカイドウの様子に、ルフィはこれまた引き気味になる。
いや、完全に引いている。
『あ、ごめんごめん！ちょっと興奮しちゃって〜(笑)』
「お前、本当にカイドウか······？」
『ん〜？ホントだよー、僕は正真正銘のカイドウさん！それ以下でもそれ以上でもないよ☆』
ドヤァっとなぜかドヤ顔を、カイドウはルフィに見せる。
『あっ言い忘れてたけど、“スマイル”のことは怒ってないから、気にしなくていいよ〜♪』
「え？！お前怒ってないのか！？」
『うん全く〜！てか、怒る理由もないでしょ〜に(笑)』
ようやくルフィにあったことによって機嫌がいいのか、カイドウはまた笑い出す。
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ツッキー - 続き楽しみにしてます！番外編で大看板と飛六方の出会いのお話を見てみたいです。 (2020年3月22日 23時) (
レス) id: 1453811a49 (このIDを非表示/違反報告)
ツッキー - このお話の続きはないんですか？ (2020年3月14日 2時) (レス) id: 1453811a49 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ子(プロフ) - ツッキー様！ありがとうございます！ (2019年11月11日 20時) (レス) id: b72c18321b (このIDを非表示/違反報告)
ツッキー - とても面白いです。本編の続き楽しみにしてます。 (2019年11月11日 19時) (レス) id: 1453811a49 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ子(プロフ) - ツッキー様！リクエストありがとうございます！さっそく、書いてみますね！！ (2019年11月10日 18時) (レス) id: b72c18321b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒロ子 | 作成日時：2019年9月23日 17時
