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私は、ベッドで眠りについて、次の日を迎えるはずだった。
「……ここ、どこ？」
目を開ければ、全く見覚えのない空間。周りにいるのは「ﾊｧﾝ」とか「ﾊｧ?」しか言わない人ばかり。とりあえず目の前にあるカウンターを出ようと思うと、警告音と共に目の前にウィンドウみたいなものが出た。
《靴を持っていないと 歩くことはできません》
……靴？
無理矢理出ようとすると、身体にビリビリと電気が走ってとんでもなく痛かった。仕方なくカウンターから身を乗り出して見てみれば、自分が立っている場所の上に、【すきるえっぐ うってます】と書かれている。
「……すきる、えっぐ？」
そう呟けばぽぽぽん、と自分の足元に赤色と青色のタマゴが出てきた。なんだか分からないけど異世界に飛ばされた。……らしい。
そこで私は店員になった。
普通はそこで主人公になるものじゃないの？勇者だとか、悪役令嬢だとか。選択肢は沢山あるのに、店員。
これ、どうやったら現実に戻れるんだろう。
とりあえず中を確認してみようと、歩ける範囲を探し回ってみる。
カウンター、カウンターの前の看板。カウンターの下には色々な物を入れておける箱のようなもの。
そして奥にはベッドがあった。
…これもしかして、奥のベッドで寝ると眠れるのかな？
そう思いながら、ふらふらとした足取りでベッドに向かう。眠くて寝たはずなのに、結局変なところに飛んでしまったせいで寝れなかったんだ。寝ても問題はないはず。
そう思いながらベッドに入って眠りについた。疲れていたのかすぐに眠りについて、次に目が覚めた時はもう朝で、自分の部屋だった。
「……夢、だったのかなぁ……」
−−−−−
「なぁ、スキルエッグ売ってくれる人おらんで」
「ほんまや。……あ、ほら奥で寝てるで」
「え、珍しない？他の村人は寝てへんのに。寝るNPCとかおんねんな」
「仕方ない、今日は諦めて今あるスキルエッグで凌ぐかぁ」
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なのな(プロフ) - ランドルせさん» よ、よかったぁ！やっぱりそうでしたか！細かいところまで考えられていて本当にすごいです…！！感動しました… (2021年1月9日 8時) (
レス) id: cb0e93c590 (このIDを非表示/違反報告)
ランドルせ(プロフ) - なのなさん» よく気付きましたね！狩人が連れて行ったのも、彼がこっそり設置したことに関係してます！私もうろ覚えで書いていたので、気付かれると思ってませんでした笑。普段は完結済みの作品に来たコメントは返さないんですが、気付いてくれて嬉しいのでつい返事しちゃいました笑 (2021年1月9日 0時) (レス) id: 1e4b41ea08 (このIDを非表示/違反報告)
なのな(プロフ) - もし違ってて不快な思いされたらすみません、読み返してて思ったのですが、夢主が拠点に移住？したのって本編でスキルエッグ無限看板みたいなのが設置された…あれ…ですか……？語彙力なくてすいません…あと記憶違い…かもです…もし違ったら本当ごめんなさい… (2021年1月8日 22時) (レス) id: cb0e93c590 (このIDを非表示/違反報告)
ミミッキュ(プロフ) - 面白くてイッキ見しました！最後のスキルエッグ売ってますのとこ滅茶苦茶感動して泣きそうになりました…（）完結おめでとうございます! (2021年1月7日 17時) (レス) id: 1f364383be (このIDを非表示/違反報告)
らいら(プロフ) - うわぁ今日学校あんのに見てしもた…めっちゃ好きです…！！ (2021年1月7日 3時) (レス) id: d17bc84797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ランドルせ
| 作成日時：2021年1月1日 2時
