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*25* リュウのアドバイス ページ29

ルカ「・・・」

ルカは何も言えなかった

リュウ「リクくん 勝手に決めつけては」

リク「だって、俺 大空くんに大嫌いって」

リュウ「何か理由があるのでしょう
大空くん なぜ、そんなことを
言ったのですか?」

ルカは答えたくなかった

でも
ここで、答えないと
リクくんはずっと傷ついたまま

そう思い、ルカは話し始めた

ルカ「友達って、僕が 勝手に、思っていて
それで、赤月くんは 友達なんて
思っていなくて、ショックだっただけ
かなぁ・・・」

リュウ「そうだったんですか リクくんは
なかなか、打ち解けるのに
時間が掛かるのです 人との距離の
取り方が下手なだけなのです・・・」

リュウは、悲しそうに言った

リュウ「大空くんは、リクくんと仲良く
したいのですね?」

ルカは頷く

リュウ「なら 仲良くしてあげてくださいね」

リク「リュウさん もういいよ」

リュウ「私は心配なのです リクくんは
大切な弟のようなものなのですから」

リク「・・・ありがとう 俺も、リュウさん
のこと 兄のように慕ってた」

*26* これからは友達→←*24* リクの少しだけの本音



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作者名:松野リオ | 作成日時:2017年4月29日 13時

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