YDK ページ42
貴「…ふぅ。」
マ「終わったかい？」
貴「うおっ！」
少しため息を付けば、
椅子の後ろから声をかけられる。
気配を消すな、気配を。
貴「終わった…疲れた。」
マ「お疲れい」
貴「マルコォォォ」ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ
もう私は椅子から立ち上がり
マルコ兄に抱きつく。
恥じらい？そんなの遠くのどこかに置いてきた。
マ「どうしたよい」
そう言いながら頭をポンポンしてくれるのは
受け止めてくれていると思ってもよろしいか？
うん、よろしいと思います。←
貴「疲れた。充電。」
マ「よいよい」
私は気付いた。
抱きついた時に頭が肩に置けることを…。
貴「マルコ兄…背、縮んだ？」
マ「お前が伸びたんだよい！」ﾋﾞｼｯ
貴「いったーい。」
ポンポンと頭を撫でてくれていた手が
瞬時に手刀へと変わる。
いやん、怖いわ、お兄様ん。←
貴 (…キモッ。)←
マ「あぁ、そうだ。珈琲いれたんだよい。」
貴「え！まじっ！感謝！」
疲れた時の珈琲は本気で最高。
今は真昼間だからビールは飲めないのが残念だが。
マ「じゃあ、下行くかい？」
貴「うん！」
私がウキウキして下に行こうとすると
また浮遊感。横抱きだ。
貴「どしたの。」
マ「なんとなく。やりたかったよい」
…わからん。
な、なんとなくで出来るのか？これ。
まぁ、楽だからいいけども。←
そして、再びドアを開けろと無言の圧力。
はいはい、開けますよー。
目の前が階段なので意外と恐怖だが…
マルコ兄がいるから安心っ♡←
貴「マルコ兄はあっしーだね。」
マ「あっしー？」
貴「移動手段。」
マ「落とすぞい☆」
貴「まじ勘弁☆」
そんなこんなで階段を降り、
リビングの椅子に座る。
貴「う"あ"あ"あ"あ"あ"…」
マ「よい。これ飲め。」
貴「ありがとーう」
淹れたてだったのか湯気がたっている。
フワッと漂う香りが疲れを癒した。
一口飲めば、もうその味の虜だ。
カフェイン中毒だな、こりゃ。
貴「明日は、６時半に起きるから寝坊しないでね」
マ「ブーメランだと思うよい」
貴「共感しまーす(挙手)」
本当に寝坊すんなよ。と釘を刺される。
し、しないよ。マルコ兄が仕事場行くんだもん。
マ「それにしても仕事が速かったよい」
貴「早送り倍速だから((ﾄﾞﾔｧｧ」
マ「これがYDKだったとは…」
貴「これがって何！これがって！一人称は！？」
すまんすまん。と反省の無い謝罪が来る。
許すか！！
まぁ、でも。YDKっちゃYDKよね。
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文ストオタクの一般人 - 一般人の私が！？読んできました！話がつながるとより感動しました！ (2023年4月13日 22時) (
レス) id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
文ストオタクの一般人 - 落とすぞい☆ マジ勘弁☆がめっちゃ面白かったですｗ！ (2023年4月12日 19時) (レス) @page42 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
カオP(プロフ) - アクマノミさん» おぉ！嬉しいです！最初よりは文章力は上がったかな？wこれからも宜しくお願いします！ (2017年6月16日 19時) (レス) id: a58cb6e1ca (このIDを非表示/違反報告)
アクマノミ - 初めまして！ この作品すごく面白いです！ 一般人のところから一気に読んじゃいました（笑）。更新待ってます♪ (2017年6月16日 19時) (レス) id: 05ce8ae57c (このIDを非表示/違反報告)
カオP(プロフ) - ゆきさん» 頑張ります！ (2017年4月25日 20時) (レス) id: a58cb6e1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおぴー | 作成日時：2017年4月18日 2時
