お先真っ暗 ページ38
ご飯を食べた後は、
２人ともお風呂に入り、
またまたビールを飲んでいた。
貴「…ぷはぁっ！うまー！」
マ「じじィかい。」
貴「し、失礼な！みんなそうだよ！」←
た、多分、みんなその筈。
それにビールが美味すぎなのが悪い。←
マ「まぁ、確かに美味いが…女としてどうかと…」
貴「…心にクリティカルヒット…！」
ビールの美味さを分かってくれたと思ったら
『女としてどうかと…』って。
貴「かおり…泣いちゃうぞ！」←
マ「勝手に泣いてろい」
貴「ひ、ひどー！！」
ぷんすかプンスカ怒りながら
ビールを煽る。
ふむ。やっぱり美味いな。
この心の悲しさはビールと一緒に飲み干そう。
貴「あ、仕事の紙。読まなきゃ。」
私は茶色い封筒から紙を出す。
その時、固いものが手に触れたのはDVDだろう。
紙を出した私はソファに座り、早速読み始めた。
その隣にマルコ兄も座る。
______________________________
HELLO！
早速この仕事のことを説明するね！
昨日、第１交差点で交通事故があったんだ。
その日は信号機が故障してて、
警護庁が必ずいるはずなんだけど…。
周りの人達は『いなかった』って言うんだよね。
警護庁側は『そこにいた』って…。
だから、その証拠を探してほしい。
ちなみに、被害者はフリーワールドの社員。
少女が信号を渡ろうとしたらトラックが来て、
たまたま居た社員が庇ったらしい。
撥ねられたけど右腕骨折だけだよ。
一週間分あるからよろしく！
愛しの社長より。
______________________________
貴「…なにぃぃ！？一週間分だと！？」
マ「…それを１日で！？」
もう私はソファの手すりに頭を乗せた。
ダバダバと涙を流す。
貴「ぞんなの聞"いでまぜんっで…」
マ「涙拭けよい。ほら。」
マルコ兄は近くにあったティッシュを私に渡す。
その優しさにもっと涙が溢れそうだ。
貴「警護庁が悪いんだァァァ…！」
警護庁がそこにいれば私は…！私はァ！
ってなに勝手に決めつけてんだ？
これから証拠を調べるのに。
貴「あぁぁぁぁ…！」
マ「ど、どうしたよい！？」
貴「お先真っ暗だァァァ！」
もう隣の家に聞こえるんじゃないかと思う音量で
私は思いっきり叫んだ。
ごめんなさい。うるさくて。
この事は警護庁に言って。
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文ストオタクの一般人 - 一般人の私が！？読んできました！話がつながるとより感動しました！ (2023年4月13日 22時) (
レス) id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
文ストオタクの一般人 - 落とすぞい☆ マジ勘弁☆がめっちゃ面白かったですｗ！ (2023年4月12日 19時) (レス) @page42 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
カオP(プロフ) - アクマノミさん» おぉ！嬉しいです！最初よりは文章力は上がったかな？wこれからも宜しくお願いします！ (2017年6月16日 19時) (レス) id: a58cb6e1ca (このIDを非表示/違反報告)
アクマノミ - 初めまして！ この作品すごく面白いです！ 一般人のところから一気に読んじゃいました（笑）。更新待ってます♪ (2017年6月16日 19時) (レス) id: 05ce8ae57c (このIDを非表示/違反報告)
カオP(プロフ) - ゆきさん» 頑張ります！ (2017年4月25日 20時) (レス) id: a58cb6e1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおぴー | 作成日時：2017年4月18日 2時
