リア充 ページ33
店「選んでみたわ」
貴「おぉ!」
店「マルコくーん。出てらっしゃーい」
もう心臓ドキドキである。
超楽しみである。
マルコ兄は奥の部屋から恐る恐る出てきた。
私の近くに立つ。
貴「…」
ドクンッ
と、1回息が止まったが
もう心臓がバクバクである。
予想を遥かに上回るほどカッコよすぎる。
店「筋肉質だけど着ると変わるのね。」
貴「…ハイ。ソウデスネ」←
もう片言でしか話せません。
これは…心臓が壊れても仕方が無い。
マ「似合うかい?」
貴「…」グッ
私は手で目を隠し、もう片方の手で親指を立てた。
マ「…お、おう?」
店「大丈夫よ。あの子照れてるだけだから」
マ「何でかおりが…」
店「貴方が似合ってるからね。罪な男」
マ「…なっ!///」
貴「そこ暴露すんなぁぁ!///」
もう2人とも顔が真っ赤である。
湯気がたちそうなくらい真っ赤である。
店「何このリア充!意味わかんない!可愛い!」←
貴、マ「「リア充じゃない!!」」
店「はいはい。分かりましたー。」
意味わかんないのに可愛いのかよ。
素直に喜べないわー。
店「お金はいい。もうあと1着持って行きな!」
貴「え?いや、その」
店「今日だけ特別よぉー?」
貴「あ、ありがとうございます」
今日、無料が多くないか?
あぁ、マルコ兄がいい人だからだな。
やっぱり優しさってオーラに出るのかぁ。
貴「んじゃあ、お言葉に甘えて」
マ「あ、ありがとうございます」
店「デート楽しんでね!」
貴、マ「…」←冷たい視線
店「ごめんなさいー!」
そんなこんなでマルコ兄はスーツから着替え
私達は店を後にした。
貴「いやぁ…ここまで得するとは…」
マ「驚きだねい」
貴「なんか罪悪カーン。」
マ「まぁ、平気だろい」
貴「きゃー面倒くさがり屋ね。私もだけど。」
横から呆れた視線を送られるのは気のせいだ。
そう思っていたら、近くに
独特な制服を着た男性がいた。
貴「マルコ、あれが警護庁だよ」
あの制服が警護庁の証である。
横断歩道には必ず1人立っている。
マ「あぁ…あれかい。目立つよい」
貴「分かり易いからいいけれど…」
街の人は大体、そいつを避けて歩く。
いかにも『俺は偉い!』みたいなオーラだ。
だから彼女も作れないんだよ。←
貴「まぁ、何もしてこないけど」
マ「そうだねい。買い物行くかい」
貴「うぇーい!」
警護庁なんか気にせず私達はスーパーに向かった。
74人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
文ストオタクの一般人 - 一般人の私が!?読んできました!話がつながるとより感動しました! (2023年4月13日 22時) (レス) id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
文ストオタクの一般人 - 落とすぞい☆ マジ勘弁☆がめっちゃ面白かったですw! (2023年4月12日 19時) (レス) @page42 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
カオP(プロフ) - アクマノミさん» おぉ!嬉しいです!最初よりは文章力は上がったかな?wこれからも宜しくお願いします! (2017年6月16日 19時) (レス) id: a58cb6e1ca (このIDを非表示/違反報告)
アクマノミ - 初めまして! この作品すごく面白いです! 一般人のところから一気に読んじゃいました(笑)。更新待ってます♪ (2017年6月16日 19時) (レス) id: 05ce8ae57c (このIDを非表示/違反報告)
カオP(プロフ) - ゆきさん» 頑張ります! (2017年4月25日 20時) (レス) id: a58cb6e1ca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かおぴー | 作成日時:2017年4月18日 2時