呼び捨て ページ23
貴女side。
熊「本当にお似合いだなぁ」
貴「お世辞やめてよぉ( 笑 )」
貴方は注文取りに来たんでしょうが！
こうやって照れ隠しすんの疲れるんだけど！←
熊「…で注文は？」
貴「切り替え早っ！…これと、これ」
マ (かおりも切り替えが速ぇよ！)
私は熊野さんに注文をして、
マルコ兄に向き合った。
貴「さぁ、問題です。外国人とは何でしょう」
マ「…日本人と違うのかい？」
貴「正解！…マルコ兄は今から外人設定です。」
マ「まぁ、異世界だし、合ってるがねい」
はっ！異世界人だ！って私もだ！←
いやいや、問題そこじゃない。
貴「そして、今から呼び捨てになります」
マ「うん、すまん。話が繋がらねい」
あちゃー。主語なくした！←
昔から変わらないなぁ、この癖。←知らねぇよ。
貴「私はこの世界では家族がいない設定なの。
だから｢兄｣なんか付けたら変になるでしょ？」
マ「なるほどねい」
それを先に言え。と厳しい正論が私を襲う。
ごもっともですけど！？
貴「だから呼び捨てで呼びます！」
マ「…じゃあ呼んでみろよい」
貴「……へ？」
マ「呼び捨て。」
いや、その。
そう言われると意識するというか…。
貴「ってか面白がってるでしょ…」
マ「さぁねい？」
絶対面白がってる。確信犯であるな。
マ「言ってみろい」
貴「心の準備というものが…」
マ「戦いじゃねぇから平気だよい」
貴方はね！？←
２５歳まで男性経験無しの私には無理なの！
…やべぇ。超傷付いた。←
貴「…顔赤くなる」
マ「それを見たいから言ってるんだよい」
聞きました？奥さん。
ハッキリと言いましたよ？この人。
マ「まさか…男性経験なしかい？」
貴「…」ｸﾞｻｯ
マ「２５歳にまでなって？」
貴「…」ｸﾞｻｸﾞｻｯ
鋭く尖った言葉が心にクリティカルヒットする。
マルコ兄はコントロールの天才か。
マ「…ある意味すげぇよい」
貴「…あざーす。」
マ「…まぁ、それとこれとは違うよな？」
今日は何故かＳが止まらないらしい。
顔がニヤニヤしてやがる。
貴「言わなきゃダメですか。」
マ「５発殴るのチャラだよい」
やべぇ、めっちゃ悩むー。←悩むのかよ
マルコ兄の殴りは多分、覇気付きだし…。
貴「しょうがない。言ってやろう」
マ (何故に上から目線…)
私は覚悟を決めて、
ちょいと目を逸らしながら
貴「マ、マルコ」
名前を呼んだ。
貴「…もう無理！///」
そして、私は机に突っ伏した。
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文ストオタクの一般人 - 一般人の私が！？読んできました！話がつながるとより感動しました！ (2023年4月13日 22時) (
レス) id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
文ストオタクの一般人 - 落とすぞい☆ マジ勘弁☆がめっちゃ面白かったですｗ！ (2023年4月12日 19時) (レス) @page42 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
カオP(プロフ) - アクマノミさん» おぉ！嬉しいです！最初よりは文章力は上がったかな？wこれからも宜しくお願いします！ (2017年6月16日 19時) (レス) id: a58cb6e1ca (このIDを非表示/違反報告)
アクマノミ - 初めまして！ この作品すごく面白いです！ 一般人のところから一気に読んじゃいました（笑）。更新待ってます♪ (2017年6月16日 19時) (レス) id: 05ce8ae57c (このIDを非表示/違反報告)
カオP(プロフ) - ゆきさん» 頑張ります！ (2017年4月25日 20時) (レス) id: a58cb6e1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおぴー | 作成日時：2017年4月18日 2時
