神様 ページ3
どこかの海の上
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マ「はぁ…」
アイツが消えてから２年が経つ。
そんな事を考えながら
甲板から夕日が沈む水平線を眺める。
エ「おーい、目が死んでるぞー」
不意と後ろから声を掛けられた。
末っ子のエースだ。
マ「だってアイツが消えてから２年だよい？」
エ「そりゃ、そうだが…」
マ「心配で仕方がねぇんだよい」
今、かおりは１人か？
それとも誰かと一緒に過ごしているか？
部屋の隅ですすり泣いてねぇか？
心配すればするほど、胸がズキズキと痛む。
何故、 心配になるほど遠くに行ったんだ。
エ「まぁまぁ、飯食おうぜ！」
マ「…わかったよい」
俺はブレスレットを ｼｬﾗｯ と鳴らしながら
末っ子の後ろを付いていった。
飯も食った。風呂も入った。
飯の時は末っ子がまた寝落ちしやがって…。
何年続くんだ。この癖は…。
何にも変わらない日常なのに
何かが足りない。
あぁ、アイツの笑った顔が足んねぇんだ。
寝落ちしたエースを隣で指さしてケラケラ笑う姿。
フランスパンが作ったケーキを微笑みながら
食う姿。
パリとギルドと遊び回る時の無邪気な笑顔。
たまに愚痴を言いに来てスッキリしたら
太陽の様に笑ってお礼を言うアイツ。
ベッドに横になれば
自分の腕の中で静かに寝息をたてて寝る姿とか
イタズラをして書類を手伝わせた時の
頭を抱える姿とか
マ「あー。足んねぇな。」
考えるのを無理矢理止めて、
これ以上考えないように、重くなった瞼を閉じた。
そう…。それが数分前の話…。
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トサッ…
俺は上から下へ何か柔らかい所に
落ちた気がした為、閉じた瞼をまた開けた。
マ「ここは…どこだ…！？」
目を開ければそこは見知らぬ部屋。
手入れは行き届いていて、
何冊か分厚い本がテーブルの上に積み重なってる。
マ「まさか…異世界…か？」
本当に此処はどこだ。本当に異世界か？
そしてこの部屋の主は誰だ。
その時、
目の前が眩しすぎる光が目の前にやって来て
落ち着いたから目を開けたら
神様がいた。
神「この部屋はかおりの部屋。
貴方達の思いが強すぎて異世界に来たの。
バレると色々面倒だからこの国から
ONE PIECEの記憶は消しておく。
あ、でも、かおりの記憶は消えないからね」
一方的に喋られ、そして消えた。
マ「な、なんだ？」
それにしても…この世界にかおりがいる！
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文ストオタクの一般人 - 一般人の私が！？読んできました！話がつながるとより感動しました！ (2023年4月13日 22時) (
レス) id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
文ストオタクの一般人 - 落とすぞい☆ マジ勘弁☆がめっちゃ面白かったですｗ！ (2023年4月12日 19時) (レス) @page42 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
カオP(プロフ) - アクマノミさん» おぉ！嬉しいです！最初よりは文章力は上がったかな？wこれからも宜しくお願いします！ (2017年6月16日 19時) (レス) id: a58cb6e1ca (このIDを非表示/違反報告)
アクマノミ - 初めまして！ この作品すごく面白いです！ 一般人のところから一気に読んじゃいました（笑）。更新待ってます♪ (2017年6月16日 19時) (レス) id: 05ce8ae57c (このIDを非表示/違反報告)
カオP(プロフ) - ゆきさん» 頑張ります！ (2017年4月25日 20時) (レス) id: a58cb6e1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおぴー | 作成日時：2017年4月18日 2時
