発狂 ページ11
貴「よっこらせ」ﾊﾞｼｬ
私は少しニヤけながらお風呂場から出た。
だって大好きな人がいれば嬉しいでしょうよ。
貴(本当にいるんだぁぁぁ！！！)
内心発狂しながらドライヤーで髪を乾かす。
私の発狂はドライヤーの音にも負けない。←
私は完全に髪を乾かし終わり洗面所を後にした。
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貴「でたよー」
洗面所を出て、リビングに行くと
興味津々にある物を見ているマルコ兄。
マ「これ何だい？」
貴「それはテレビだよ。映像でんでん虫みたいな」
すげぇ。と画面をまじまじと見るマルコ兄を
私はすかさずスマホで写真を撮る。←
あ、マルコ兄にもスマホ買ってあげよ。
櫻井さんが買ってくれるかな…。←
とか思いながらテレビの電源をつける。
その瞬間、マルコ兄が仰け反った。
貴「ブッッww」
マ「笑うなよい。初めて見るんだい。」
貴「すまんすまん。つい可愛いと思って。」
マ「…」ﾎﾞｳｯ
貴「お願いだから青い火止めて。」
無言で能力を使うとか反則。
あ、重要なこと言うの忘れてたぜ。
貴「能力は皆の前で出さないでね？」
マ「わかってるよーい」
本当に分かってるのか？
テレビに興味がありすぎて話を聞いてないんじゃ…
能力がバレたら新聞に報道されるよ。
『青い火を纏う新人類現る！』って
貴「あ、そうだ。観光雑誌もってくるね」
マ「明日のかい？」
貴「行きたい所が見つかるかもだから」
マ「ありがとよい」
会話する時は目を合わせるけど
すぐにテレビに行ってしまう。
かおり ＜ テレビ
なのではないか…。
やばい！テレビに負けた！←
貴「ちょっと待っててね…」
内心傷つきながら２階に行って雑誌をとってくる。
どこに置いたかな…。
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マルコside
この世界は凄すぎる。
街の方は明かりが消える気配がない。
そして、『テレビ』という不思議なものがある。
映像でんでん虫よりも小さいのに、
鮮やかで音声もはっきり聞こえる。
不思議なものばかりだ。
『スマホ』という物もある。
『缶ビール』だって意外と美味い。
それに明日はかおりと観光だ。
俺は本当に幸せ者だよーーーーい！！！←
内心発狂しているがポーカーフェイスで誤魔化す。
それにしても…瞼が重い。
今は夜中の１時だ。
かおりに会えたから目が覚めたが、
あっちの世界では寝てたんだな。
でも雑誌も見たい。俺は矛盾してる。
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文ストオタクの一般人 - 一般人の私が！？読んできました！話がつながるとより感動しました！ (2023年4月13日 22時) (
レス) id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
文ストオタクの一般人 - 落とすぞい☆ マジ勘弁☆がめっちゃ面白かったですｗ！ (2023年4月12日 19時) (レス) @page42 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
カオP(プロフ) - アクマノミさん» おぉ！嬉しいです！最初よりは文章力は上がったかな？wこれからも宜しくお願いします！ (2017年6月16日 19時) (レス) id: a58cb6e1ca (このIDを非表示/違反報告)
アクマノミ - 初めまして！ この作品すごく面白いです！ 一般人のところから一気に読んじゃいました（笑）。更新待ってます♪ (2017年6月16日 19時) (レス) id: 05ce8ae57c (このIDを非表示/違反報告)
カオP(プロフ) - ゆきさん» 頑張ります！ (2017年4月25日 20時) (レス) id: a58cb6e1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおぴー | 作成日時：2017年4月18日 2時
