story 42 ページ9
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ｶﾂｶﾂ
「お姫様〜少しいいですか?」
ドア越しにお姫様に許可を求めて、
部屋の中に入った。
そこには、愛しいお姫様が椅子に座って
こちらを見ていたのだ。
「おや、お姫様。随分と落ち着いていますね。
この前と違って」
前回は対応が大変で疲れたけど、
今回はそこまでなさそうですね。
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『……ぃ……』
「ん?どうしました?」
小さな声で何かを呟いたお姫様。
『喉が……渇いた……』
そう言って喉を押さえるお姫様に、
僕はグラスに飲み物を注いで渡した。
お姫様はその飲み物を、
じっくりと味わうように
ゆっくりと飲んでいった。
(これで、大丈夫ですね)
(それにしても……さっきの、力は……)
僕は、さっきのお姫様の攻撃の威力を
思い出す。
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(あの力なら、醜い人間共を滅ぼせる＿＿＿＿……)
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「あれーフェリドくん。ここにいたんですか」
この声の主はすぐに分かった。
振り返ると、従者を連れてドアの前に
立っているクローリーくんがいた。
「どうしたの、クローリーくん?」
僕が尋ねると、
「んー?
ちょっと面白いことになってきててね。
それのご報告。
＿＿＿＿で、それが人間滅亡への光?」
お姫様を指差して、僕に聞いてきた。
「たしかに"光"にはなるね。
でも、そんな程度じゃないよ〜」
飲み物を飲むお姫様を見ながら、
僕はクローリーくんに答えた。
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***
こんばんわです。
期末が終わりまして更新が出来ました!!!
ここ2日は更新をしていなかったので、
なんか久しぶりって感じです。
7月8日
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さーや - とても面白かったですよ！ 占ツク辞めてしまうのですか？（泣）寂しいです…また書いて欲しいです… (2017年6月23日 18時) (
レス) id: 7263ba1e06 (このIDを非表示/違反報告)
深華 - 昨日から読み始めましたが、とっても続きがきになります( ﾟдﾟ)ｸﾜｯ！楽しみに待ってますね(*^-^*)♪これからも頑張ってください！！ (2015年11月3日 16時) (レス) id: 237ed74bc0 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - 暁の吸血鬼2、おめでとうございます！いつも楽しく読ませてもらってます！どうなるかめっちゃ気になる、、！テスト期間やのに！（笑）更新頑張ってください！応援してます！大好きです！ (2015年7月4日 16時) (レス) id: 8017bac195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こころ | 作成日時：2015年7月4日 0時
