story 60 ページ29
凄まじい音が聞こえた。
私は望遠鏡を覗いて名古屋市役所の様子を見る。
壊れた壁。壊れた影響であがる煙。
.
.
煙の中から貴族の吸血鬼が出てきた。
「失敗しました…」
(あの狙撃が効果ないなんて…)
.
私の隣で名古屋市役所の様子を伺う兄さん。
「あの吸血鬼は強い…」
「優くん!!あの吸血鬼だ。新宿に行ったときの」
与一くんがそう言うと、“優くん”と言われた子は
兄さんが持っていた望遠鏡を取って覗いた。
「あ!!アイツだ!!めっちゃ強かったやつ!!」
(一筋縄ではいかなそうですね…)
.
狙撃が失敗し、一旦建物の中に入って作戦を
練り直す。
グレン兄さんと深夜さんで貴族を倒す。
そのすきに他のメンバーで人質を救う。
.
「A、お前も人質を解放したら逃げろ。いいな?」
『そんな…!!しかし、兄さん＿＿』
「安心しろ。俺たちは大丈夫だ」
兄さんの強い眼差しを前に、小さく頷くことしか
できなかった。
.
.
『分かりました。お2人のご無事を祈っています』
「あぁ。行くぞ深夜」
「うん」
兄さんと深夜さんが走っていく背中を
私は眺めることしかできなかった。
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さーや - とても面白かったですよ！ 占ツク辞めてしまうのですか？（泣）寂しいです…また書いて欲しいです… (2017年6月23日 18時) (
レス) id: 7263ba1e06 (このIDを非表示/違反報告)
深華 - 昨日から読み始めましたが、とっても続きがきになります( ﾟдﾟ)ｸﾜｯ！楽しみに待ってますね(*^-^*)♪これからも頑張ってください！！ (2015年11月3日 16時) (レス) id: 237ed74bc0 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - 暁の吸血鬼2、おめでとうございます！いつも楽しく読ませてもらってます！どうなるかめっちゃ気になる、、！テスト期間やのに！（笑）更新頑張ってください！応援してます！大好きです！ (2015年7月4日 16時) (レス) id: 8017bac195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こころ | 作成日時：2015年7月4日 0時
