story 48 ページ15
優ちゃん達が前線に出てきて
もり上がる戦争に、僕とクローリーくんは
ただ時を待っていた。
目の前で倒れる怪物くんは、血を吐き出し
動かなかった。
「はいはい、そこまでだよ。
これ以上、こんなところで力を使わない
ようにね」
僕がそう言うと、フードをかぶった吸血鬼は
少し悲しそうな顔をして、剣を鞘にしまった。
「面白くない……」
っと一言だけ呟いて、踵を返した。
そして、一人で何処かへ歩いていこうと
していたので声をかけ、
「ん、何処に行くんですか?」
僕の声に反応して、クルッと顔だけを
こちらに向けて答えた。
「……少しだけ、見てくる」
「分かりました♪
でも、あまり遠くへ行かないでね」
過保護すぎたのか、溜め息をついて
歩いていく彼女の背中を見つめた。
.
.
「フェリドくん、良いの?」
隣で見ていたクローリーくんが聞いてきて
僕は答えた。
「……まぁ、所詮は吸血鬼。
人間は吸血鬼には勝てないから大丈夫だよ」
(彼に会っても、受け入れてくれるかは
謎ですがね……)
.
.
「クローリーくんは、チェスとホーンを
連れて別の場所に移動してください。
ここは、もう終わりですから」
分かりました。と答えて、
3人は名古屋市局の方へ飛んでいった。
「＿＿＿……さてと、始めますかね。
人間を滅ぼす為の準備を……」
.
.
***
久々の更新ですね(笑)
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さーや - とても面白かったですよ！ 占ツク辞めてしまうのですか？（泣）寂しいです…また書いて欲しいです… (2017年6月23日 18時) (
レス) id: 7263ba1e06 (このIDを非表示/違反報告)
深華 - 昨日から読み始めましたが、とっても続きがきになります( ﾟдﾟ)ｸﾜｯ！楽しみに待ってますね(*^-^*)♪これからも頑張ってください！！ (2015年11月3日 16時) (レス) id: 237ed74bc0 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - 暁の吸血鬼2、おめでとうございます！いつも楽しく読ませてもらってます！どうなるかめっちゃ気になる、、！テスト期間やのに！（笑）更新頑張ってください！応援してます！大好きです！ (2015年7月4日 16時) (レス) id: 8017bac195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こころ | 作成日時：2015年7月4日 0時
