story 44 ページ11
そして数週間後。
吸血鬼が、僕たち帝鬼軍を殲滅するために
地上にやってきた。
僕は、黒鬼使いの与一くんと
今回のターゲットである吸血鬼、
第十五位始祖 ルカル・ウェスカーを
狙撃するため高台で待機していた。
.
「落ち着いて〜与一くん」
僕は、後ろで緊張している与一くんに
声をかけた。
「でも……っ」
「大丈夫だよ。
深呼吸をして鬼を呼んでごらん」
与一くんは、ゆっくり深呼吸をして
「おいで、月光韻……」
与一くんの声が、風の音に消え
僕の耳には風の音が響いている。
ターゲットが来るのを待ち続けながら、
遠くを見渡す。
「……Aちゃん」
僕は、この戦争でAちゃんを見つける。
この戦場のどこかにいるはずだ……。
.
.
.
「あ、来たみたいだね。
あれが今回のターゲット。
ルカル・ウェスカーだよ」
僕は、再び視線をターゲットに戻して
標準を定めた。
.
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さーや - とても面白かったですよ！ 占ツク辞めてしまうのですか？（泣）寂しいです…また書いて欲しいです… (2017年6月23日 18時) (
レス) id: 7263ba1e06 (このIDを非表示/違反報告)
深華 - 昨日から読み始めましたが、とっても続きがきになります( ﾟдﾟ)ｸﾜｯ！楽しみに待ってますね(*^-^*)♪これからも頑張ってください！！ (2015年11月3日 16時) (レス) id: 237ed74bc0 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - 暁の吸血鬼2、おめでとうございます！いつも楽しく読ませてもらってます！どうなるかめっちゃ気になる、、！テスト期間やのに！（笑）更新頑張ってください！応援してます！大好きです！ (2015年7月4日 16時) (レス) id: 8017bac195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こころ | 作成日時：2015年7月4日 0時
