story 11 ページ13
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『う…っ…』
目を開けようとすると、
頭痛がして視界がボヤけてきた。
『ここは…』
辺りを見渡すと真っ暗で何も見えなかった。
(…吸血鬼のアジト…か?)
下はふわふわしていて、
どうやらベッドにでも寝せられていたらしい。
(とりあえず…ここから出ないと)
服のポケットに手を突っ込んだ。
＿＿＿＿が
.
『嘘…っ。鬼呪装備がない…』
いつも縮小してポケットに入れているはずの
鬼呪装備が、入っていなかった。
(鬼呪装備が無いんじゃ…)
どうしようか悩んでいる私の首に、
誰かが腕をまわしてきた。
『だっ誰!!!?』
腕を払おうとするにも、
相手は男なのか、払いきれない。
.
.
「そんなに扱わないでくださいよ〜。
酷いですね、お姫様」
この声＿＿＿＿…
『お前…私を拐った吸血鬼ですね』
「ピンポーン、正解です」
君を拐えてよかったっと言いながら、
私の耳元に顔を近づけてくる。
『私から離れてください。さもな
「さもないと…何?
君は鬼呪装備を持っていない、
そんな状態で戦えるのかな?」
吸血鬼の言うことに何も言い返せなかった。
「さてと。前置きはこの辺にして。
お久しぶりですね、
お姫様」
私のうなじに顔を寄せて呟く吸血鬼。
吐息がかかり変な感じだ。
『私は、お前を知りません…人違いでは…』
吸血鬼の方を向いて単刀直入に聞いた。
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「いえいえ、人違いではありません。
君がお姫様なんですよ…一瀬A。
いいや＿＿＿＿＿＿
暁の吸血鬼」
(暁の吸血鬼…?)
『なんだそれは…』
聞いたこともない言葉に思考が止まった。
「おや?まだ分かりませんか??
なら、まだってことでしょうね」
フフッと笑って私から離れた。
「では、また来ますね…お姫様」
吸血鬼はそう言い捨て、部屋から立ち去った。
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spinel - はじめまして、spinelと言います。小説、読みました！！深夜様〜！格好良すぎですよ〜！大好きです！！これからも深夜様との甘甘な絡みが読みたいです！･･･グレンとの取り合いも？ 更新、頑張ってください！！応援してます！！長文長々と失礼致しました。spinelより (2016年2月9日 15時) (
レス) id: 5b70d27e93 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(プロフ) - はじめまして！深夜大好きなので読ませてもらっています！展開もとても好きですこれからも更新楽しみにしています！ (2015年7月1日 7時) (レス) id: ba35cc936f (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - すごい最高です！こうゆう展開、だいすきてす！深夜もフェリドもカッコ良すぎてやばいです笑更新頑張ってください！応援してます！結末、楽しみにしています！(*´ω｀*) (2015年6月29日 2時) (レス) id: 8017bac195 (このIDを非表示/違反報告)
いろろ(プロフ) - 私も深夜君が好きなので更新がんばってください！！ (2015年6月25日 14時) (レス) id: 80220d7a93 (このIDを非表示/違反報告)
美音萌美(プロフ) - すっごく面白いお話ですね！私も深夜くん好きなんで！更新頑張ってください!!!! (2015年6月22日 4時) (レス) id: f2e03fba75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こころ | 作成日時：2015年6月21日 13時
