story 9 ページ11
その日の夜。
夜空には光り輝く星が散り、
三日月が出ていて綺麗。
私は、部屋の窓から静かに夜空を見上げていた。
.
(深夜さん…)
今日の出来事をただ振り返っていた。
私は、深夜さんとは釣り合わないし…
一緒にいても良いのかな…。
(その前に…気持ちを伝えないと…)
.
ｷﾗﾝ
(あ…)
一瞬だった。
夜空に流れ星が流れたのが見えた。
すごく一瞬なことだったので、
お願い事を言うのを忘れてしまった。
.
.
(お星さま…。私の願いは＿＿＿＿…)
私がお願い事を願った瞬間にまた流れ星が輝いた。
.
.
ﾄﾝﾄﾝ
夜空を見上げていると、
ドアをノックした音がした。
(誰だろう…)
『はい、どうぞ』
ｶﾞﾁｬとドアが開いた。
その瞬間＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿…。
.
.
.
.
「探しましたよ〜お姫様」
バッと声のした方を向く。
するとそこには、
窓枠に座ってこちらを見ている吸血鬼がいた。
『吸血鬼っ!!?何故こんな所にっ!!!?』
私は、急いで鬼呪装備を手に取る。
しかし目の前にいた吸血鬼は、
いつの間にか、私の背後に立っていた。
私は、素早く動き、吸血鬼と距離を離す。
(この吸血鬼…貴族か)
(それなら、鬼が暴走しない程度に…)
『はぁぁぁっ!!!』
私は、鬼呪装備を吸血鬼に向かって振り回した。
それも簡単にかわす吸血鬼。
『…ハァ…ハァ…』
(やばい…しばらく動いていなかったせいか…
鈍ってますね…)
「んー怖いですね、お姫様。
貴女を迎えに来たっていうのに」
口角をあげて話す吸血鬼の言葉に、
私は疑問に思う。
(お姫様…?迎えに…?)
『何の話ですか』
「嫌だな〜忘れたとは…言わせませんよ」
次の瞬間、吸血鬼は宙を舞い、
私の近くに着地した。
そして、私の目を手で覆い耳元で呟いた。
.
.
「ではでは、行きましょうか…お姫様」
.
(何を言って＿＿＿＿＿＿ )
そこで私は、意識を失った。
.
***
設定【鬼呪装備】
・名前→王明華(おおめいか)
・形状→斧槍
・憑依化、具現化の能力が使える
.
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spinel - はじめまして、spinelと言います。小説、読みました！！深夜様〜！格好良すぎですよ〜！大好きです！！これからも深夜様との甘甘な絡みが読みたいです！･･･グレンとの取り合いも？ 更新、頑張ってください！！応援してます！！長文長々と失礼致しました。spinelより (2016年2月9日 15時) (
レス) id: 5b70d27e93 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(プロフ) - はじめまして！深夜大好きなので読ませてもらっています！展開もとても好きですこれからも更新楽しみにしています！ (2015年7月1日 7時) (レス) id: ba35cc936f (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - すごい最高です！こうゆう展開、だいすきてす！深夜もフェリドもカッコ良すぎてやばいです笑更新頑張ってください！応援してます！結末、楽しみにしています！(*´ω｀*) (2015年6月29日 2時) (レス) id: 8017bac195 (このIDを非表示/違反報告)
いろろ(プロフ) - 私も深夜君が好きなので更新がんばってください！！ (2015年6月25日 14時) (レス) id: 80220d7a93 (このIDを非表示/違反報告)
美音萌美(プロフ) - すっごく面白いお話ですね！私も深夜くん好きなんで！更新頑張ってください!!!! (2015年6月22日 4時) (レス) id: f2e03fba75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こころ | 作成日時：2015年6月21日 13時
