第５話「人生万事塞翁が虎�ぁ� ページ5
NO side
国木田「異能力集団「武装探偵社」を知らんか？」
「武装探偵社」聞き覚えがあった
曰く 軍や警察に頼れないような危険な依頼を専門にする探偵集団
昼の世界と夜の世界
その間を取り仕切る薄暮の武装集団
なんでも、「武装探偵社」の社員は多くが異能の力を持つ「能力者」と聞くがー
敦「……」
敦がジッ…と太宰を見る
A「！」
すると、太宰が店内の鴨居の話をし始めた
A「あの鴨居頑丈そうね……たとえるなら人間一人の体重に耐えられそうな位」
また自 殺の話かと呆れる国木田と敦
国木田「立ち寄った茶屋で首吊りの算段をするな(怒)」
A「違うわ 首吊り健康法よ、知らない？」
国木田「何 あれ健康にいいのか？」←信じた
敦「(本当かなぁ……)苦笑」
敦はとりあえず話を戻そうと、声をかける
敦「そ…それで、探偵のお二人の今日のお仕事は」
国木田「虎探し だ」
敦「……虎探し？」
虎という言葉に敦は顔を変えた
A「近頃 街を荒らしている「人食い虎」よ、倉庫を荒らしたり畑の作物を食ったり、好き放題」
「最近この近くで目撃されたらしいのだけどー」
ガタッと言う音が太宰の言葉を遮った
敦は椅子から落ち、顔を青くしていた
敦「ぼ ぼぼ僕はこれで失礼します」
国木田「待て」
クルッと体の向きを変え逃げようとするが、国木田に襟元を摘まれ捕まった
敦「む 無理だ！奴、奴に人が適うわけない！」
国木田「貴様、人食い虎を知っているのか？」
敦「あいつは僕を狙ってる！殺されかけたんだ！」
「この辺に出たんなら早く逃げないとー」
国木田は敦の襟元を離し、腕を掴み技を決める
敦「……ッ」
国木田「云っただろう、武装探偵社は荒事専門だと 茶漬け代は腕一本かもしくは凡て話すかだな」
敦の腕をグイッと引っ張りながら言う
敦「……っ！」
A「まぁまぁ国木田君、君がやると情報収集が尋問になる 社長にいつも云われてるじゃない」
と、太宰が言うと国木田は敦の腕を話した
国木田「……ふん」
A「それで？」
敦「……うちの孤児院はあの虎にぶっ壊されたんです」
「畑を荒らされ、倉も吹き飛ばされて……死人こそ出なかったけど、貧乏孤児院がそれで経営が立ち行かなくなって、口減らしに追い出された」
敦は孤児院で言われた事を思い返す
第６話「人生万事塞翁が虎�ァ廣�←第４話「人生万事塞翁が虎��」
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まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張ってください^_^ (2019年10月18日 14時) (
レス) id: fb97b4034b (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぎん - いつも楽しみにしていたんですが、終わってしまったんですか？ (2019年10月1日 22時) (レス) id: a6cf5bad43 (このIDを非表示/違反報告)
コアラ★(プロフ) - カレー粉さん» いえいえ、更新頑張ってください！ (2019年9月8日 17時) (レス) id: 2362e16475 (このIDを非表示/違反報告)
カレー粉(プロフ) - コアラ★さん» コアラ★さん、コメントありがとうございます！そうやって読むんですね！勉強になりました！ありがとうございます！ (2019年9月8日 15時) (レス) id: b693a82bfd (このIDを非表示/違反報告)
コアラ★(プロフ) - じんせいばんじさいおうがとら です。 元々は“人生万事塞翁が馬（じんせいばんじさいおうがうま）”という故事ことわざで、人生何が起こるかわからないという意味です。 (2019年9月8日 0時) (レス) id: 2362e16475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：逢沢 小瑶 | 作成日時：2019年9月6日 14時
