3 お嬢、今世紀最大のピンチに出くわす。その2 ページ3
皆さんご機嫌よう。
今私が置かれている状況がいまいち理解できず…
ただいまフリーズしております。
父「Aよ。そんなに悲しまないでおくれ。私の大学
の後輩に芸能事務所を経営している人がいてな。」
父「前のパーティーでお前の話をしたら、ぜひうちで働
いてみないかと言ってくれたんだ。」
父「私の会社だと、どうしても甘やかしてしまいそうで
な…」
母「うちへ遊びに来るのは構わないから。ね？」
『はぁぁぁぁ！』
ﾊﾅ「お嬢様！お気を確かに！」
『はぁ、はぁ、はぁ…』
『大丈夫よ…ふぅ…わ、分かったわ…行けばいいのでしょ
う？』
そう言った途端、目を大きく見開くお父様とお母様、そしてハナとその他のメイドや執事達。
私、今までものすごく甘く見られていたのね…
新たに発覚した悔しい真実。
父「それでこそ私の娘だ！A！」
母「そうね、あなた！！」
これでもかと娘を褒めたたえ、涙目で抱き着くバカ親ここにあり。
『く、苦しいわ…ち、ちなみに先方とは…ど、どのような
お話になっているのかしら？い、いつから…？』
父「 ……一応明日からという話になっておるが…」
『え？』
父「ああ。」
『もう一度聞いておくわ。…え？』
父「ああ。明日からだよ？」
『ええええーーーー！？あ、明日ーー！？！？！？』
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ﾒｲﾄﾞ1「あら？何か叫び声が聞こえなかった？」
ﾒｲﾄﾞ2「え？そうかしら？私には何も…」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
屋敷中にAの声が響き渡ったのはいつまでも語り継がれる有名な話になるのであった。
4 お嬢、プロフィールを公開する。→←2 お嬢、今世紀最大のピンチに出くわす。その1
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ニキ(プロフ) - ありがとうございます！これからも楽しんでいただけるよう頑張りますー！ (2020年4月27日 6時) (
レス) id: b986f036da (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - お話だいすきです！！ (2020年4月26日 23時) (レス) id: 6a44dd08ac (このIDを非表示/違反報告)
ニキ(プロフ) - 嬉しいです！これからもお嬢な家政婦にお付き合いくださいー (2020年3月12日 20時) (レス) id: b986f036da (このIDを非表示/違反報告)
えい - すごく面白いです！続きが気になります… (2020年3月11日 23時) (レス) id: d1b51793af (このIDを非表示/違反報告)
ニキ(プロフ) - こんなコメントはとてもありがたいです！これからもよろしくお願いしますー！ (2020年3月11日 19時) (レス) id: b986f036da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Me | 作成日時：2020年2月7日 23時
