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臣「 でもさ 、 お前が本当にAだったとして … 」
「だからあたしだって何回も言ってるでしょ！
良い加減信じなさいよ！バカ臣！」
臣「 … 携帯で喋ってるって言ったけど
お前の携帯ってどこにあんだよ ？
俺の傍にいるんだろ？
見えねぇよ？お前の携帯なんか 。」
携帯どころかAの姿だって見えないけど
そこはとりあえず置いておこう 。
きっと 、 Aは今幽霊だから俺には見えないだけ 。
俺は霊感なんかない 。
でも携帯はちゃんと物体として存在するはずだし
さくらは俺と携帯で話してると言ったのだ 。
それが見えないのは変だろ …
「 え ー ！臣には携帯も見えないの！？
だってこれ、あたしが亡くなってから
部屋から持ってきた物なんだよ！？！」
臣「 部屋から ？ 」
「 そう。あたしの部屋さ 〜 、
生きてた時のままだったから 。笑
いつも置いてた机の上から持ってきたの 。」
臣「 何で携帯なんか持ってきたんだよ ？
そもそもお前死んじゃってんのに 。」
「 死んだからこそよ！他人に見られたくない
データとか画像とかあるでしょ！
まあ 、本当に触れるとは思わなかったけどね 。」
臣「 何 、えろ画像とか入れてたわけ ？ 」
「 … っ 叩くわよ ！！」
臣「 いや 、 無理だろ (笑)」
俺から姿は見えないけど 、
Aは今悔しそうな顔をしているらしい 。
今までAの傍で友達をやってきたんだ 。
そんな事はすぐ分かった 。
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作者名：_
| 作成日時：2014年12月12日 19時
