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次の日 、俺は葬式後以来行っていないAの家を訪れた 。
仏壇に添えるにはふさわしくないような花束を持って 。
赤く可愛いリボンのついた花束 。
だってAにはこっちの方が似合う 。
彼女の母親に挨拶をし 、仏壇の前で
白黒のAの写真を見ながら手を合わせた 。
その後 ずっと気になっていた
Aの携帯の事を聞いてみた 。
彼女が死んでから携帯はどうなっていたのだろうか 。
A母「 Aの携帯 ？それがね 、
不思議なんだけどしばらく無くなってたの 。
でも最近また机の上に戻ってたのよね 」
そう 、彼女の母親は言った 。
Aは幽霊になって 、
本当に自分の携帯を持ち歩いてたのだ 。
臣「 それ 、少し見せてもらえませんか ？ 」
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作者名：_
| 作成日時：2014年12月12日 19時
