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消える ？
A が … ？
臣「 消えるって何だよ … 」
「 途中からあたし臣に電話かけなかったでしょ ？
かけれなかったの … 臣の傍にいなかったから」
傍にいなかった ？ は ？
「 臣があたしを呼ぶ声が聞こえてきてね
気付いたら臣は帰り道を歩いてたの 。」
臣「 お前自体が消えていたってこと ？」
「多分 … そう 。臣が名前を呼ぶまで
あたしの中の記憶が無いの 。」
Aの声は先程よりも涙声になっていた 。
見えないけど 、泣いてる 。
Aは僕の隣で泣いてるんだ … 。
「 臣ぃ … ごめんねぇ っ … 」
臣「 なんでAが謝んだよ 。」
「 だって … 臣も泣いてる … 」
俺は自分の右手を頬に当てた
・・・濡れている 。
拭き取る暇もなく 、次から次へと
涙が溢れてポタポタと落ちた 。
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作者名：_
| 作成日時：2014年12月12日 19時
