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隆二「 臣最近さ 、休み時間の度に
電話かかってんじゃん 。彼女とか ？」
四時間目の授業が始まるという時に
隆二が突然不思議そうな顔で問い掛けてきた 。
臣「 いや … 彼女じゃね ー よ ！ 」
隆二「 ふ ー ん ？ (笑)
でもタイミング良すぎじゃね ？
チャイムと同時に鳴ってるよな 、携帯 。」
そりゃあ 、そこにいるからな 。
・・・ 何てことを言えるはずもなく 。
隆二「なあ 、女の子 ？」
臣「 うん ？ まあ … 」
隆二「 ふ ー ん ？ (笑)」
隆二は机に肘をつき 、手のひらを頬に当てて
ニヤニヤしていた 。
臣「 なんだよ ？ 」
隆二「 え ー ？
モテちゃうって罪だね ？登坂くん？」
臣「 あ ー 、う っ せ ー な (笑)」
隆二「 そんなにしょっちゅう電話かかってくるって
その女の子すげぇ臣のこと好きなんだな 。」
___ 臣のこと好きって言ったら信じる ？
臣「 … どうだろうな 。」
隆二「 いや 、そうに決まってるって ！
お前こそそんなに電話かけてもらって
何とも思わね ー のかよ ー ！ 」
何とも … ？
俺はAを ・・・ ？
臣「 さあ … ただ 、俺は …
電話がかかってくるのが待ち遠しいってくらいかな 。」
そう言うと隆二は数拍置いた後に
ため息をつき 、俺の肩を叩いた 。
隆二「 なんだよ 。
お前のほうがベタ惚れじゃねぇかよ ー ！」
・・・ は ？
俺が ？ ・・・ 誰に ？
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作者名：_
| 作成日時：2014年12月12日 19時
