【wrwrd!】人形の夢 (ページ4)

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第一幕ページ4

「なんや、いきなり呼び出したりして」
「まさか戦争でもふっかけられたん？」
「いや、今回ばかりは戦争とは関係ない。
実は2人について来てほしいところがあってな」

我等が総統閣下に呼び出され、
また仕事が増えるのかと思っていたら
どうやら違うと安心しているのは、
きっちり整えられた七三に眼鏡の男、
もといトントンは同じく仲間で、
中性的な容姿にチョコレート色の髪が特徴的なオスマンだ。

「どこか行くめうー？」
「ああ、2人ともこの人物を知っているか？」

総統であるグルッペンがぱさりと写真を見せる、
どうやら写真の人物が関係があるようだ。

「この子ってあれやろ？
実業家のコルぺ･アルバーノの娘で、
今有名なオペラ歌手のA･アルバーノやん、
それがどうしたん？」
「実はチケットを貰ったんだが3枚あってな、
久々の息抜きだと思って2人を誘いたかったんだ」

グルッぺンが取り出した3枚のチケットに
オスマンは机に身を乗り出して食いついた。

「えっ！？アルバーノのオペラ公演のチケット！？
俺行く！行きたい！」
「流石オスマン、話が早い。」
「え、俺だけ？話についていけてない奴。
この子そんな有名なん？」
「トントンいつも仕事しとるからダメなんよ、
めっちゃ有名やよ？
"今を騒がす盲目の美人オペラ歌手！
その美貌から放たれる美声に
誰もが心を奪われる！"」

つらつらと述べるオスマンにほぉ～と感嘆するとトントンも、
少しだけ興味が湧いてきたのかそれは行ってみたいなと呟いた。

「ああ、ちなみにこのオペラに行くのは
一つの作戦でもある」
「は？」
「いや、どうもな、こいつ、」

ｰｰｰｰｰｰ異能持ちのようなんだ。

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話がまとまらなーい。
口調がわからなーい。