59話、確実に迫る ページ16
すみません、先にお知らせさせてください。
いつもご愛読くださり、ありがとうございます。
この度、題名を｢陰と陽【不死川実弥】｣に改名させていただきました。宜しくお願い致します。
それではどうぞ！↓
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ーシィァァァア
呼吸音と共に、実弥の右頬にも風車のような紋様の痣が浮き出た。
(ここにいる全員が痣者。私を除いて…でも、私には賜りし力がある！気を引き締めるのよ！)
皆の連携のスピードはどんどん上がっていく。最速であるAの速さにも充分間に合う程だ。
黒(異なる呼吸の使い手同士で、さらにはこの異常とも言える速さで連携してくるとは。)
実｢皆で稽古しといて良かったなァ！｣
行｢うむ｣
━━━
無｢玄弥、大丈夫か？玄弥？しっかりしろ、頑張れ。玄弥。｣
無一郎と玄弥は生きていた。玄弥は鬼喰いの能力で黒死牟の髪を喰らい、分断された胴体を繋げている。無一郎は、左手首を奴に斬り落とされた上、右胸を自身の刀で刺されていた。正直、ギリギリの所。
そして、上弦の壱の肉体となるとやはり濃いらしく…
玄(鬼化が進んで無惨の声まで聞こえる…俺の体…どうなっていくんだ…)
━━━
黒(成る程。恐らくはこの4人…元帥や柱の中でも実力上位…特にA…痣も出ていないのにこの力…そして戦う姿すら天女の如く美しい…)
奴はそんな事を考えていたが、次の瞬間。体中が激痛に襲われ体制を崩した。さらに、酒にでも酔ったかのように足元がふらつき始める。
実｢ﾌﾌﾌｯ…猫に木天蓼、鬼には稀血｣
｢やっと効いたのね。｣
実｢俺の血の匂いで鬼は酩酊する！稀血の中でもさらに稀少な血だぜ！！｣
｢私の血の成分は鬼に対して毒性がある！私のも随分と稀少よ！存分に堪能なさい！！｣
2人の稀血から流れ出る、特殊な血液のせいだったのだ。
黒｢微酔う(ほろよう)感覚も、この体の痺れも面白い…さらには稀血…｣
｢今よ！ここで一気に詰める！風の呼吸、参ノ型、晴嵐風樹！｣
実｢漆ノ型、勁風・天狗風｣
凛｢氷の呼吸、弐ノ型、氷狼牙斬り｣
行｢岩の呼吸、壱ノ型、蛇紋岩・双極！｣
この攻撃により、黒死牟の着物と右耳、右腕が吹き飛んだ。
行｢まだだっ！！｣
実｢畳み掛けろ！！｣
凛｢頸を！頸を斬るまでは！｣
｢頸を！｣
黒｢そうだその通りだ｣
｢ーッ！？｣
今の間合いを考えると、黒死牟の攻撃は4人共に当たらない筈だ。
その筈だった。
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韓国海苔ごはん(プロフ) - さねみん推し(だが渋い槇寿郎も好き)さん» ありがとうございます！それとご指摘ありがとうございます。ほんっと困るくらい見落としが多いのでとても助かります…しかも槇寿郎さんが好きとはなんと渋い！！ (2021年4月5日 10時) (
レス) id: 23bf08a048 (このIDを非表示/違反報告)
さねみん推し(だが渋い槇寿郎も好き) - 完結おめでとうございます！とても良いお話だったと思います(*^_^*)・・・それと すいません、あとがきの所の槇寿郎さんの名前の(槇)の字が(槙)になってます・・・ (2021年4月4日 15時) (レス) id: c50ca7ded5 (このIDを非表示/違反報告)
韓国海苔ごはん(プロフ) - 浅葱さん» ありがとうございます！ (2021年2月6日 9時) (レス) id: 23bf08a048 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - 続編移行おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2021年2月5日 21時) (レス) id: 11ffe6e997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：韓国海苔ごはん | 作成日時：2021年2月5日 21時
