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考え込むようにリボーンが小さな手を口元に添える。それにしても今日は嵐戦だよね？沢田綱吉側の嵐って獄寺隼人なんでしょ？まだ来てないみたいだけど。大丈夫なの？
「あの時計の針が11時をさした時点で獄寺隼人を失格とし、ベルフェゴールの不戦勝とします」
11時まであと3分ってところか。ん？でも、もういるみたいだね。じゃあ、大丈夫かな。
カチカチと針が進む中、リボーンはあの女性について調べがついたと教えてくれた。もう？早いな。頼んだの昨日なんだけど。というか、メールなり電話なりで教えてくれてもよかったのに。
「わりーな。さっき連絡があったんだ」
「心を読むの悪趣味だと思うんだけどぉ……」
「そんなことするわけないもーん」
きゅるんと目を輝かせてリボーンが言う。はあとため息をついて、後で教えてねとだけ言った。もうね、リボーンに何を言っても無駄だって分かってるから。言い合いするだけ無駄だよねぇ。
そんなことを考えていれば、11時を指そうとした時計が爆破される。靴を鳴らして登場したのは獄寺隼人だ。
「おまたせしました、10代目！！獄寺隼人いけます」
「獄寺君！！」
「タコ
「約束の時間に間に合いましたので、勝負への参加を認めます」
チェルベッロが説明している傍ら、不穏な機械の音が聞こえて教室に目を向ける。途端強風が吹いて机やら椅子やらが教室から飛び出した。反対側の窓を突き抜けて下に落ちていく。
ハリケーンタービンという機械があらゆる場所に仕掛けてあるらしい。さらには試合開始から15分経てば、機械に仕掛けられた爆弾が爆発していって3階全てを壊していく、と。
「そ……そんなっ……！？じゃあ勝負がつかなければ二人とも……」
「死ぬでしょう。2人とも守護者にはふさわしくないということです」
「僕からもいい？」
チェルベッロに声をかければ、頷かれる。
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怜(プロフ) - リィさん» ありがとうございます！！面白いと言っていただけるとやる気が出ます！まだストックは尽きていないので、今後も早めに更新できると思います。お楽しみに〜！ (2022年10月7日 0時) (
レス) id: 37b3e8feed (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - あ"ぁ"っ…！楽しみすぎてつらい…！！なんでこんな面白い話を作れるのか疑問です…更新頑張ってください！！ (2022年10月5日 13時) (レス) @page32 id: 1730b53d16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2022年10月1日 3時
