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あまり眠った気がしない朝。リボーンに呼び出された僕は沢田綱吉の家にお邪魔していた。なんでと首を傾げる僕を見て、絶叫する沢田綱吉。コーヒーを出してくれたリボーンは沢田綱吉の修行も見ていけと笑みを浮かべた。


「僕、エンティティさまについて話すだけだと思ってたんだけど」

「ああ、オレもそのつもりだったぞ」

「じゃあ、修行見なくてもよくない?用事もあるんだ」


頬杖をついて不満をこぼす。そうは言っても、リボーンだからね。易々と帰らしてくれるはずがない。手短に用件を終わらせるとしよう。


「それで、何が聞きたいの?」

「エンティティってやつの正体だな。それ以外は聞いちゃいけねー気がするぞ」

「聡いねぇ。僕も、聞かれても答えないつもりだったよ」


じゃあ、話すね。そう言ってコーヒーを一口飲む。


エンティティさまは正真正銘神様だ。たぶん、できないことはないんじゃないかな。もっと詳しく話せるのなら話したんだけど、やっぱり言えることは少ないね。
僕が言えるのは、信者には優しいってことだけだよ。僕もエンティティさまに何度も助けられてきたから。

ん?ヴァリアー側の名乗り出た女性について?まあ、話してもいい範囲か。というか、ちょっと知恵を貸してほしいんだよ。
ああ、そうだね。まず、僕は彼女のことを知らないよ。そもそもね、僕たちは同志に敏感なんだ。それはエンティティさまが信者同士で殺し合いをさせないために反応するようにしているからなんだけどね。そう、ほら仲間内の争いは無駄でしょ。同じ神様を崇拝し、同じ任務をこなす僕たちを争わせるのは非効率的だし。
でも、彼女には何も感じない。まあ、それは偽者だっていう証明だから、何の躊躇もなく任務を遂行できる。

ただねぇ、エンティティさまって知る人ぞ知る神様なんだよね。僕も直々に声をかけられたわけだし。だからこそ、不思議なんだよね。彼女がどうしてエンティティさまを知っているのか。あのマークも模倣物にしてはよくできていたし。
え?あのマーク?んーと、信者の証……みたいなものだと思ってくれていいよ。ほら、君たちで言うボンゴレリングみたいなものだ。そりゃもちろん、僕にもあるよ。ここ、胸元だ。

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(プロフ) - リィさん» ありがとうございます!!面白いと言っていただけるとやる気が出ます!まだストックは尽きていないので、今後も早めに更新できると思います。お楽しみに〜! (2022年10月7日 0時) (レス) id: 37b3e8feed (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - あ"ぁ"っ…!楽しみすぎてつらい…!!なんでこんな面白い話を作れるのか疑問です…更新頑張ってください!! (2022年10月5日 13時) (レス) @page32 id: 1730b53d16 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年10月1日 3時

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