【REBORN!】エンティティさまが僕を消すまで -3-【DBD】

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「校内への不法侵入及び校舎の破損。連帯責任でここにいる全員、咬み殺すから」

「なっ！オレ達もかよ！」

「あの人校舎壊されたことに怒ってるだけだ──！！」

「あいつ本当に学校好きな」


呑気だなぁ、君たちは。僕はもう逃げ出したくてたまらないのに。というか、もはやあれだね。開き直ってきちゃうね。ヒバリさんには怒られちゃうかもだけど、僕のせいじゃないし。
チェルベッロがあんな戦いにしたせいだから、僕は悪くない。

乾いた笑いをこぼしていると、向こう側の雷の守護者がヒバリさんに突っ込んでいった。まあ、足を引っ掛けられて転んでいたけどね。そういえば、昨日行かなかったから、名前知らないや。


「できる……！何者なんですか？」

「奴はうちの雲のリングの守護者にして並中風紀委員長、雲雀恭弥だ」

「雲ということはゴーラ・モスカの相手だね」


あの機械がヒバリさんの相手？それはなんというか、ヒバリさんが可哀想だね。全然楽しめないよ、あれじゃあ。


「うﾞおﾞぉい！！貴様、何枚におろして欲しい！！」

「ふうん。次は君？」

「おやめください。守護者同士の場外での乱闘は失格となります」


つまり僕は守護者じゃないから乱闘オッケーってことだよね？ニコニコしちゃうな。こんなに楽しいことはないもん。

山本武がヒバリさんを慌てて止めに行くのを見ながら、笑みを浮かべる。容赦なく振られたトンファーを躱し、背後に回った山本武がトンファーを掴んだ。
ん〜、良さそう！遊び相手にするの、山本武でも面白いかもしれない。


「そのロン毛はオレの相手なんだ。我慢してくれって」

「邪魔する者は何人たりとも咬み殺す」

「やっべ！怒らせちまった……！！」


あんなことするからだよ。自業自得だって。素直にごめんなさいってしてればよかったのに。


「ちゃおっス、ヒバリ！」

「赤ん坊かい？悪いけど、今取り込み中なんだ」

「ここで暴れちまってもいいが、でっけえお楽しみがなくなるぞ」

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