その手で：相澤消太 ページ38
ガチャで大爆死した私の悲しみを込めて、最低で訳分からん内容を書きなぐります。どうか、お気をつけて……。
side：夢主
＊＊＊
キィィと廃れたブランコが音を鳴らす。
空は赤色と紫色のグラデーションだ。
こんな、こんな日には。
｢死にたくなりますよねぇ……｣
｢何言ってんだお前｣
｢………まあ、センパイには理解できないと思いますけど｣
ランニング途中なのか、通りかかった相澤センパイが、不審そうに眉を寄せる。
ふっと息を吐き出して、ブランコから飛び降りた。
少し離れたところに着地して、こちらに歩み寄るセンパイを見る。
腕を伸ばせば届くような距離に来た時、漸く足を止めたセンパイ。
数十センチほど高いセンパイを見上げて、逆光で見えない顔を窺う。
やっぱり、表情は分かんないや。
でも、怒ってる。
｢死にたいのか｣
｢Yesと言えば、殺してくれますか？｣
｢質問してるのは俺だ……！｣
悲しそうな、嬉しそうな、そんな顔をするセンパイは、私の首に軽く手を這わせた。
そういうことをしながらも、センパイは殺してくれないからな。
｢あはは…冗談ですよ、センパイ。まだやりたいこと、ありますから｣
｢…そうか｣
安堵のため息、センパイの鼓動が落ち着いていく。
やっぱり、“個性”のせいで全部聞こえる。
『殺したくない』
『俺の手でお前を……』
矛盾ですね、センパイ。
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怜(プロフ) - 雪乃さん» すみません。こちらはもう完結しております。リクエストは嬉しいのですが、今のところ続編にいく予定はないので、今回は残念ですが断らせてください。 (2018年9月16日 0時) (
レス) id: 768ee3909e (このIDを非表示/違反報告)
雪乃(プロフ) - はじめまして！よければリクエストでホークスお願いします！！ (2018年9月15日 23時) (レス) id: 05f4a39f8c (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - HARUさん» どういたしまして！リクエストありがとうございました！ (2018年9月12日 0時) (レス) id: 768ee3909e (このIDを非表示/違反報告)
HARU - リクエストを書いていただきありがとうこざいました！ (2018年9月11日 17時) (レス) id: eb89fa6efd (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - ゆーなさん» 承りました！少しお待ちください！ (2018年9月9日 16時) (レス) id: 768ee3909e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2018年6月9日 0時
