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「いや、マジでA先輩何者?あの人、頭のネジぶっ飛んでたりする?」

「それを言うなら、監督生もだろ」

「Aさんと同じ……!!」


騒がしいあっちを睨みつければ、下手な口笛を吹いたりして誤魔化す。阿呆らしいな、と首を振ってマレウス・ドラコニアを見上げた。
話しかけようと口を開いたとき、監督生が近寄ってきて、マレウス・ドラコニアにニッコリと笑いかける。


「ありがとう、ツノ太郎!」

「ぶはっ!くっ、ははははっ!」

「A……」

「悪いっ、けど!ははっ、もうダメだ!」


ぶすくれていたのが段々と笑みに変わり、結局マレウス・ドラコニアも笑い出す。監督生ははてなマークを量産しながら、俺とマレウス・ドラコニアを交互に見た。

そのあだ名を貫くんだな。いいじゃないか。マレウス・ドラコニアにも友達ができて。寂しがり屋のお前にはぴったりだ。


「さて、シェーンハイト。この僕がここまでお膳立てしてやったんだ。たっぷりと楽しませてくれるな?」

「フン。言われなくたって最高のパファーマンスを見せてあげるわ。スタンディングオベーションする準備をしておいて」

「そうでなくては。……ん?ここにいるということはA、お前も出るのか?」

「そうだけど」

「そうか。お前も出るのか。珍しいな。では……本番を楽しみにしているぞ」


それだけ言ってマレウス・ドラコニアは消えた。緑色の光が散って、痕跡もなくなる。

さて、たくさん笑ったし。最後の仕事をしようか。VDCはまだ始まってないんだから。これからが本番だ。
ロイヤルソードアカデミーに勝てるかどうかも、これで決まる。まあ、難しいことは後で考えるとして。今はただ踊り終えることだけ考えようか。


「『ボーカル&ダンスチャンピオンシップ』──絶対優勝するわよ!」

「おー!!」

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(プロフ) - もち。さん» 実は仲良しさんなんです。本編には全く出てこない設定でした。3人はやきもち焼いてますが、マクミランくんには言っていないという……。今度書いてみようと思います!続編でもよろしくお願いします! (2021年2月3日 0時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
もち。(プロフ) - ツノ太郎とも仲良し!!あの三人がまた嫉妬しちゃう!!でもそんな様子がみたい!!!とはしゃいでしまいました笑マレウスはそんな様子を興味深そうにみてそう…続編も楽しみです。長いの大好物なので寧ろ嬉しいです!気長にお待ちしてます! (2021年2月2日 8時) (レス) id: 8c9f19759d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - くっは!さん» ありがとうございます!!更新頑張りますね! (2021年1月12日 2時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
くっは!(プロフ) - ぐっ………す"き"た"あ"あ"あ"あ!!!!!続編おめでとうございますっ!!!! (2021年1月8日 22時) (レス) id: 4461b1fc8d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - にょるさん» かなり長かったと思いますが、お疲れ様です。尊敬だなんて照れますね!ありがとうございます〜!更新頑張りますね! (2021年1月4日 2時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年1月2日 2時

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