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「監督生!グリム!どうだった?オレたちのパフォーマンス!」

「格好よかったです!」

「舞台の上、レッスン室に比べてすごく広くて……でも、のびのび踊れて気持ちよかった、かな」

「フン、君も言うようになったじゃないか」


リハーサルを終えて伸びをする。他の奴らが会話しているのを聞きながら、すぐに襟を緩めた。
やっぱり首が締まってると苦しい。本番まではこのままでいよう。何かあっても黙らせればいいんだから。


「私たちは輝石の国の報道番組のスタッフなんだけど……夕方のニュースとして取り上げたいから、インタビューの時間をもらえないかな?」

「もちろん」

「ありがとう!……そうだ。あっちの黒髪の子もインタビューお願いできないかな?」

「黒髪……髪の長い子かしら?」

「そうじゃなくて、髪が短い子!あの子の動き、とても素晴らしかった!まだデビューはしてないよね?原石を発見したって放送すればかなり視聴率取れると思うんだ」


ぞわ、と悪寒がした。おそるおそる振り向けば、ヴィル・シェーンハイトと目が合う。べ、と舌を出して首を振ると、ヴィル・シェーンハイトは呆れたような顔をした。


「ごめんなさいね。あの子、番がいるのよ。勘弁してあげて」

「番って……まさか人魚?」

「ええ」

「……やめておくよ」


人魚の番ってだけで退いてくれるのか。なかなかに便利だな。なんだかここにいないあの3人に守ってもらってるみたいで嬉しくなる。

ふふ、と笑いながら、さっきまで歌っていた歌を口ずさんだ。早く3人に見てもらいたいな。きっと褒めてくれる。
もしかしたら、フロイドが踊り始めるかもしれないな。楽しいことが大好きなフロイドなら、釣られてしまうかも。そんなフロイドを見て、アズールは呆れるんだ。ジェイドは見守りながらも楽しそうにしてくれる。

楽しくなってターンをした。さっきまでのダンスをアレンジしながら周りに迷惑をかけない範囲でステップを踏む。


「ん?A、何してんだゾ?」

「楽しくなってきたから踊ってる」

「ほあ?オメー体力ねえのに、大丈夫なのか?」

「さあな。今が楽しければいいし」


それにまだ本番まで時間はあるし。大丈夫だろう。無理だったら、そこまでだけど。

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(プロフ) - もち。さん» 実は仲良しさんなんです。本編には全く出てこない設定でした。3人はやきもち焼いてますが、マクミランくんには言っていないという……。今度書いてみようと思います!続編でもよろしくお願いします! (2021年2月3日 0時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
もち。(プロフ) - ツノ太郎とも仲良し!!あの三人がまた嫉妬しちゃう!!でもそんな様子がみたい!!!とはしゃいでしまいました笑マレウスはそんな様子を興味深そうにみてそう…続編も楽しみです。長いの大好物なので寧ろ嬉しいです!気長にお待ちしてます! (2021年2月2日 8時) (レス) id: 8c9f19759d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - くっは!さん» ありがとうございます!!更新頑張りますね! (2021年1月12日 2時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
くっは!(プロフ) - ぐっ………す"き"た"あ"あ"あ"あ!!!!!続編おめでとうございますっ!!!! (2021年1月8日 22時) (レス) id: 4461b1fc8d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - にょるさん» かなり長かったと思いますが、お疲れ様です。尊敬だなんて照れますね!ありがとうございます〜!更新頑張りますね! (2021年1月4日 2時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年1月2日 2時

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